北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.10.2 『紅葉沢』(モミジザワ・330m) 南夕張の片隅で
一週間前の水曜日、
夕張市新久留喜地区で、
「新久留喜」(四等三角点)に登った後、
砂利道を1kmほど夕張方向に戻った。
そこにはそばを流れる「シークルキ川」に架かる橋がある。
この橋を渡って藪に入り、
「紅葉沢」(三等三角点)に登ることにした。
「紅葉沢」には5年ほど前になるが、
12月にツボ足で北の夕張市登川地区から登ったことがある。
今回はその逆の、
南側からピークを目指した。
もう古くて崩れ落ちそうな橋を渡ると、
頼りないが舗装された道が続く。
地形図を見ると、
この先にはかつて人家があったようだ。
そしてそれはすぐに現れた。
木造家屋としっかりした納屋だ。
しかしここの住人が去ってから、
長い年月を経ているようだ。
建物の一つが倒壊していた。
降り積もる雪に押しつぶされたのだろう。
道路はこの家屋のところで終点を迎えた。
そしてその後は作業道跡をたどることに。
旧農家の敷地から、
藪の作業道に入ろうとすると、
そこにため池が現れた。
水面を見ると赤い魚が見える。
それは金魚だった。
赤や白っぽい金魚が、
薄く濁った水の中でたくさん泳いでいた。
人がここを去っても、
飼っていた金魚は残されて、
越冬しながら生き抜いてきたか。
なんだかなあ・・・
作業道を覆う笹はそこそこ濃く、
なかなか前には進めない。
しかし、前方の樹林の中に入ると、
薄くなると予測して踏ん張る。
そして樹林の中に入ると、
予想通り笹は薄くなり丈も低くなった。
この時は曇り模様で陽は射さなかったが、
それでも明るい樹林だ。
作業道跡をしばらく歩き、
それを離れて斜面に取り付いた。
ゆるい斜度の笹原が続く。
短い行程だが、
後で面倒なことにならぬよう、
一応ピンテを付けて進んだ。
そして下山ではこれが役に立った。
広かった斜面は明瞭な尾根筋となり、
ゆるい笹をかき分けながら進み、
三角点ピークへ。
そこで標石を探すも、
笹と雑草が濃くて、
なかなか見つからない。
それを見つけて、
三等三角点「紅葉沢」。
緑の苔が表面を覆っていた。
三等だが誰も訪れる人がいないのね~
標石周りをきれいにしてやった。
ただ苔はそのままにしておいた。
なかなかあじがあっていい。
下山は同ルートを、
何本かのピンテを回収しながら下った。
そして「シークルキ川」で長靴を洗って駐車地へ。
片付けと着替えをしていると、
突然雨が降り出した。
まあ、予報では昼頃から降り出す、
とのことではあったが。
それにしても絶妙なタイミングで降り出したものだ。
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