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2024.12.27 『長官山』(チョウカンザン・254m) 自由なバリエーションルート
2024年の暮れも押し迫った27日は、
午前中のうちから雪が降り出す予報だったので、
何とかそれを逃れ、
しかも燃料の消費を抑えるべく、
この前日に続き近場の「馬追丘陵」で活動することにした。
朝家を出て車で走り出すと、
前日の暖気で融けた道路の雪が凍り、
どこも路面がツルツル、てかてか状態!
私が住む江別市の隣り、
南幌町から長沼町に入ると空が二つに分かれていた。
北側の雪雲と南側の青空の境界線が、
ちょうど目指す「馬追丘陵」の上空にあった。
雪雲が南下しないことを願いながら車を走らせた。
そしてこの度は「馬追丘陵」の南側で活動しようと、
駐車できるところを探した。
しかし既に根雪の今車を停められる場所などなく、
それを探しながら「馬追丘陵」をほぼ一回りしてしまった。
無駄に燃料を消費してしまったことを悔やむ小市民!
その結果、あきらめて「長官山」の火葬場登山口に入った。
随分久しぶりに登山道を往復して帰ることにした。
前日の朝3℃だったがこの日のスタート時は-10℃。
長沼墓地の駐車場をスタート。
ところがどうも登山道をそのまま登って行く気がしない。
すぐに登山道から白樺林を抜け、
旧「マオイゴルフ場」に出た。
この白樺林の中にピンテが付けられていた。
何故ここにピンテ!?
意味が分からない。
前日に続いての同ゴルフ場だが、
前日に入ったのが南北に細長いゴルフ場の中央部分。
そしてこの日入ったのがゴルフ場の南端だった。
広いゴルフ場を歩き、
樹林に入って「長官山」に登ることに変更!
ゴルフ場には二人分のスキーのトレースが残っていた。
以前は誰も入らなかったゴルフ場だが、
次第にこの中を歩く人が増えてきたようだ。
固く締まったスキートレースを利用して、
楽に歩を進めて行った。
そしてこのトレースは私が利用する予定でいた、
樹林内の作業道上に続いて行った。
これはラッキー!
樹林に入るとそばのトドマツの幹に新しいヒグマの爪痕が残されていた。
以前「長官山」の登山道で出会って話したトレラン女子が、
「馬追丘陵にはクマがいないので一人でも安心して登れます」、
と言っていたことを思い出した。
思えば今夏この馬追丘陵でヒグマの痕跡が確認され、
入山禁止措置が発令されたことがあった。
半径50kmをテリトリーとして常に動き回るヒグマだ。
いつどこに現れてもおかしくない。
大木が林立する針葉樹林帯で、
スキーのトレースを離れて送電線の下に出た。
今度は送電線の作業道を登る。
驚いたことにそこにはツボ足の足跡が現れた。
数日前のものと思われる、
深く雪に取られた足跡が続いて行く。
すると今度は少し広いところに出た。
以前は作業道の両側が広葉樹に覆われていた。
よく見るとそばに大木の切り株だ。
そして上空には送電線が走っている。
これは大木が送電線付近まで伸びて影響を与えそうになったので、
切り倒されたものと推測できた。
表面がガリガリの雪にスノーシューを取られながら、
ヒーヒー登る急登でいつもとは違ったものが見られた。
送電線下の急傾斜を登りきると、
その向こうに栗山町の市街地が見えた。
そして登山道に合流し少々の登りで「長官山」。
雪の状態が悪く体力消耗で空腹感あり!
頂上で昼食とした。
天候はまあまあで南側と西側の広い風景が見渡せた。
空腹を満たした後は「火葬場登山口」に向かって登山道を下った。
久しぶりに歩く登山道はしっかりと固まっており、
途中ですれ違った男性はツボ足だった。
そんな真冬の山のツボ足がなんだかなつかしく感じた。
そう、ここは冬でも人気の「長官山」なのだ、
と改めて認識した。
しっかり締まった登山道を楽々下って駐車地へ。
出足は駐車地探しにまごついたが、
この日も楽しく活動できたことに感謝!
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