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2024.12.22 『坊主山』(栗山・168m)  山は晴れりゃあ100倍楽しい!

 

 先日の日曜日は、

また気温が低いので、

少々遅く家を出て栗山町に向かった。

「坊主山」に登って、

その行程でまた広い風景を眺めたい、

という思いから。

この「坊主山」は、

無積雪期だと西側麓の鳥居から登ると、

すぐに登れてしまう。

だから私はそこから登ったことがない。

もう少し登る過程を楽しみたく、

無積雪期には南側から藪中を登る。

そして積雪期だが、

これは周囲に駐車スペースを確保することが困難だ。

そこで私は栗山町桜山から、

小山を二つ越えて「坊主山」を目指す。

短いが変化のあるルートを楽しめる。

 栗山町桜山地区に、

「シャトレーゼ」の栗山工場がある。

そのすぐ奥の町道脇に、

路側帯が広がっている部分があるので、

積雪期はいつもそれを駐車地としている。

 駐車地に着いた時点で、

外気温が-14℃。

前日と1℃しか変わらず、

寒い日が続いている。

 前日と同じく、

大型のスノーシューを装着してスタート。

一旦下って田んぼの中を歩いて行く。

そして小沢を越えて畑地の上に上がる。

傾斜のある広い畑の中を登って行くが、

地主に遠慮して、

自然と畑の端を歩いてしまう小市民!

高度は低いが、

西側の広い田園地帯を見渡せる。

そこに太陽光が援護して、

実にいい風景が広がる。

 畑を横断して樹林の中へ。

小木の小枝が混んで煩わしい部分もあるが、

長くは続かず広葉樹林の中へ。

そこでまた一旦下って登り返した。

それを登りきるとまた下る。

そしてカラマツ林の最下部から、

足もとが不安定な斜面を登って行く。

天を突くようにまっすぐ伸びたカラマツが美しい。

ちょっぴり辛い急登に耐えて登りきると、

作業道の上に出る。

あとはこの作業道を歩いて行く。

すると突然前方の視界が開け、

その先に「坊主山」の頂上部が見える。

と、同時に西側の樹木が切れて、

田園地帯が見渡せるようになる。

いい眺めだ!

 最後は作業道から藪に入り、

二等三角点「坊主山」。

以前そこにあった立派な私製標識がなくなっていた。

思えば今夏は登っていないから、

いつなくなったのかは不明だ。

 ピーク付近は冷たい風が吹き抜けていたので、

少し下って昼食とした。

そして自ら付けたトレース上を楽に歩いて駐車地へ。

この日は天気予報が言うよりはるかに好天で、

予想以上に楽しむことができた。

足もとの雪が思いの外締まっていたことも幸運だった。

晴れりゃあ山は100倍楽しい!

 

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