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2018.2.10 『トマム山』(1,239m)  残念ながら標高1,042mで撤退!

 

 昨日から2月の三連休が始まった。

私は三連休のあとも二日間休みなので、五連休となる。

昨年中土曜日が出勤となっていたため、

この時期の平日に休みが分散されている。

2月は土日の他にそんな休みが4日間ある。

 

 昨日の朝Hiromiを拾ってトマムに向かった。

天気が良くないことはわかってたいが、

せっかくの三連休をなんとか有意義に過ごしたいと願いを込めての行動だったが・・・

 

 積雪期の『トマム山』には過去に南斜面から数度登っている。

そしていつか西側から登ってみたいと思っていた。

それで地形図を見ると、ちょうど良いところに「青森団体の沢」に沿う林道が伸びている。

駐車スペースを確保できるか気にしながらそこを目指した。

突いてみてラッキーっ!

そこには占冠ゴミ処理場入口の看板があり、

奥まで綺麗に除雪されていた。

更にきっちり駐車スペースも確保できた。

 

 準備をしてスタートすると雪が降りだした。

『トマム山』であるからスキーを利用したいところではあったが、

濃い樹林帯を想定してスノーシューとした。

降りだした雪は湿って、アウターに着くとすぐに融けて水滴となる。

そんな雪が首筋に入り込んできて、

非常に不快だ。

斜度のある樹林帯をラッセル交代しながら登って行くと、

標高800mで一旦平坦地に出た。

古い林道跡だろうか?

その後また急登が続き、積雪も深くなる。

後ろから着いてくるHiromiにラッセル交代を告げると、

「ラッセルすると汗が流れて体が冷えるから嫌だ」と拒否

「なに~っ!?」。

それからいくらも登らないうちに、HiromiのGPSで標高を確認させた。

すると1,042mとのこと。

「よし、撤退だ」と言って即下山を開始。

私はHiromiに大名登山をさせる気はない。

対等にラッセルをしてもらわなければ、

一緒に登っている意味がない。

そんなHiromiに頂上を踏ませることを、あえて拒否した。

Hiromiは冬山に足を踏み入れて既に4―ズン目だ。

それがいまだに初歩的な対策を怠る。

そしてそんな小言をまた言わなければなないことに腹が立つ。

無言で下山し、降りしきる雪の中、

2泊3日の予定を取りやめて帰途に着いた。

除雪された道路には既に結構な雪が降り積もっている。

夜中に除雪車か走り回り、車中泊どころではない。

 

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2018.2.4 乃々と虎とかまくらと・・・  かまくら作りがうまくいったかなあ~

 

 昨日は「乃々と虎の日」。

ババと朝迎えに行った。

ママのSa~も休みで一緒に来られた。

いつものように途中のスーパーで昼食やおやつなどを買い出し。

そして我が家に着くなり、二人ともギンギン遊ぶ。

ババからは虎に手作りのおもちゃをプレゼント。

先日私に空いたウィスキーの4ℓボトルをくれ、

と言ってきてから、何やら集中して作り続けたものがあった。

それがババ特製のおもちゃ。

ボトルに開けた穴に色々なものを入れたり出したり。

これには虎もすぐに飛びつき、納得いくまで遊んでいた。

全くババはたいしたものだ。

思い返すと、乃々のときも手作りの布絵本を毎日作り続けていたっけ。

 

 二人の孫はコロコロ遊びながらも、

乃々が11時半頃になって「おなかすいた~」と言うので早めの昼食に。

一階の食卓で昼食を始めたとたん、

乃々が「二階で食べるって言ったっしょーっ!」

そうなんだ。

我が家に来た時点でそう決まっていた。

ところがなりゆきで・・・

虎を食卓の固定椅子に座らせるのが早すぎた。

もうなんでも食べたくて食べたくてたまらない虎は、

みんなの用意が済む前に「いただきます!」のポーズ。

そしたらもう与えないわけにはいかないもなあ・・・

それで乃々がゴロつきだした。

どうしても二階に行って食べると。

しかしみんなが食べ始めている中、状況は手遅れなわけで・・・

しばらくゴロついていた乃々に、

ママが「じゃあ食べるんじゃない」とひとこと言って幕引き。

 

 昼食後外に出た。

いつもは野幌運動公園に行って遊ぶのだが、

この日は庭でかまくら作りとソリ遊び。

先週末に大雪となり、庭にかまくら用の小山を築いておいた。

何度もしっかりと踏み込んで固く仕上げた小山。

それを乃々と掘り始めた。

しかし、よく踏み固めたゆえ雪が締まって固く、なかなか掘り進めない。

乃々も交代して頑張るが、その固さにすぐあきらめ、

「ジジこうたいしてえ~」

いいのよ、このジジは子供の頃からかまくら作りなぞ、

様々遊んだ中でも得意中の得意。

ガンガン掘る。

ところが半分ほど掘り進んだところで、

乃々がふざけてかまくらに体当たり!

入口が崩れ落ちた。

そうなるとこのジジはもうダメ。

完璧を求めるので、もうモチベーションがた落ちでやる気なし。

潰して虎がソリて滑るスロープにしようとした。

でも乃々がどうしてもかまくら作りを続けるというので、

あとはババに丸なげ。

私は掘り出した雪の始末と、物置の屋根の雪下ろしに励んだ。

 

 虎が寝ない!

先月訪れた時までは抱っこするとすぐに寝込んでしまった虎が、

ママが抱っこしても寝ない。

子供の成長には目を見張るものがある。

眠そうにしてぐずる場面もあるのだが、決して寝ない。

ぐずらないで、眠けりゃ寝ればいいのにぃと、いつも思う。

そんな虎の脇で、乃々がママに髪を編んでもらった。

「ママぁくるくる巻いて輪にしてえ~」とかなんとか言っているときは良かった。

そんな乃々の創作意欲に火が付いた!

「ババ、髪の毛編んであげるからじっとしててねえ~」

と言い放ち、ババの隣りへ。

肝心のババはじっとしていれと言われるのは、

うたた寝のチャンスとばかり目を閉じてウトウト・・・

そして目覚めて      ガビーン!

乃々曰く「おひさま」だと。

ひぇ~っ!

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2018.2.3 『別狩岳』(666m) 初登のMikaが楽しそう!

 今日は先日のデビュー以来二度目の参加のMikaを交え、

当別町青山奥の『別狩岳』に登ってきた。

毎年のように登り、もう何度も回を重ねているが、

気に入った山は何度登ってもいい。

それにMikaにとっては初めての山だ。

 

 今日は午前中「晴れ」という予報だったので、

天候には期待していた。

そして何よりも空から落ちてくる雪に

悩まされる心配がないのがいい。

先週末はひどい降雪があったので、

今日しか登れないこの週末には期待した。

 

朝6時前に家を出て、まずMikaを自宅で拾い、

続いてHiromiを迎えに行った。

道々当別~浜益線の脇にベストポジションで駐車スペースがある。

この時期には除雪されず雪に覆われていることもあるスペースだが、

今日はきっちり除雪されていた。

 

 7時20分、準備を整えて駐車地をスタート。

スタートしてすぐに当別川に架かる古い橋を渡る。

この当別川は春先になると増水して、

恐ろしいくらいの流れとなるが、厳冬期の現在は結氷して

その上を歩いて渡ることができる。

ただ、橋があるのだからそれを利用するが。

橋を渡ると『別狩岳』の方向である西に向かって歩く。

すると間もなく白樺林が現れ、

間もなく針葉樹の林に変わる。

それからけっこう複雑な地形が続く。

地形図を見てもルート判断が難しいところだ。

その昔、私は地形図も見ずに入山し、

持ち前の勘を働かせて頂上に立った。

針葉樹林の林は広い尾根となっており、

それに忠実に従うと一旦北に向かうものの、

また西向きに方位が変わる。

そしてまた北向きに

変わった標高260mで尾根を離れ、

一旦30mほどの急斜面を下る。

それからがこのルートの核心部。

急で長い斜面が続く。

じっと我慢のこの斜面を登って行くと、

突然前方の視界が開け、

眼前に純白の急で広い斜面が現れる。

その斜面はとにかく白くて広い。

ところがこの斜面を登って行くとクレバスが現れた。

その斜度故に積雪の重力に耐え兼ねて、

積雪が広い範囲でずり落ちるのだが、

今年はずいぶん早い。

例年だと2月下旬くらいにそれが始まる。

理由を考えてみると、

原因は今年の雪の多さにあると思われる。

 

それが1月初旬の異常な暖気で重みを増してずり落ちたのだろう。

クレバスはけっこう複雑に走っており、

それを避けて歩くのが容易ではない。

ここで時間を費やした。

そして9時30分、「586mP」。

純白の斜面のピークだ。

この斜面は遠く当別ダムの湖からでもはっきりとその姿を捉えることができる。

このピークで一休みしたあとは、

ルート中第二の核心部に足を踏み入れる。

ここから頂上までは手の届くような距離なのだが、

細尾根が続き、滑落の危険があるところだ。

ただ前述の通り、

この冬は積雪が多い。

いつも危険でその突破に緊張させられる細尾根にも、

雪がたっぷりと降り積り、面積が広い。

とは言っても斜度を考えると危険なので、

中間部ではスノーシューを外してザックにくくりつけた。

ツボ足での突破だが、思いのほか雪に足を取られずに歩けたので助かった。

それを過ぎると再びスノーシューを装着して頂上を目指す。

このスノーシューの着脱がMSRを使用のMikaは大変だ。

複数あるベルトを外して付けて・・・

 

 10時30分、『別狩岳』。

そこから見る360度遮るもののない風景を、

Mikaが今回初めて目にした。

純白の増毛山地や黒っぽい樺戸山地。

その峰々の殆どが未踏峰なのだ。

これから楽しみがたくさんあっていいねえ~

 

 頂上は微風ながらも寒いので、

長居はせずに下山を開始。

登りで危険だった箇所は、下りだと更に危険度を増すので慎重に下る。

登りでスノーシューを外したところでは、

やはり同じくツボ足で下る。

しかし私は大量の積雪のおかげで、

細尾根の急斜面もスノーシューで滑り降りることができた。

 「586mP」からはふかふかな純白の急斜面を、

HiromiとMikaが楽しそうに下る。

12時45分、駐車地。

天候に恵まれ、楽しい山行ができたことに感謝し、

当別町からはみんなでアイスを食べながら帰ってきた。

 

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