acc-j茨城 山岳会日記

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浅草岳探索

2010年10月18日 20時09分49秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
浅草岳探索

浅草岳のハイキングに行ってきた。実は、妻が友人と行くことになっていたのだが、急に友人が行けなくなり、私がピンチヒッターにさせられた、というのが本当のところである。妻が言うところでは、以前雪のあるとき登った浅草岳の尾根のブナが気に入り、雪のない時に一度行きたいのだが、一人では熊が怖いのだそうである。
10月17日、登山口を出発しようとすると偶然、ガイドのF氏に会った。2人のお客を連れていた。話が弾むも短時間で別れ出発する。私にはあまり関心のない山行なのだから、せめて平石山の三角点標石でも探そうかとGPSを用意してきた。まずは山の神で小休止。後ろの方から声は聞こえてくるがだれも登って来ない。きっとキノコ採りでもしているのだろう。次は本日の目的地である平石山の沼ノ平分岐点を目指す。平石山の三角点を探し当てるのには結構労を要した。しばらく探したが見つからず、諦めて「もうやめよう」と妻に声をかけたら、なんと妻の足元に標石があったのである。カメラを持ってこなかったので写真は撮れなかった。分岐点に向かうと一か所だけ浅草岳の頂が見えた。ここで携帯電話を持っていることを思い出し写真を撮った(家に帰ってから気がついたことだが、設定が接写になっていたため、撮った写真はすべてピンボケというお粗末)。分岐点で昼食後、すぐに下山にかかる。平石山には40名を超える大パーティが休んでいた。さらに山の神まで下ると、また40名を超えるパーティが休んでいた。今日は、浅草岳のブナの森を観賞する催しが行われているようだった。あまりにも賑やか過ぎるので休まず登山口まで降りた。
今日は、もうひとつの目的があった。それは天然炭酸水を飲むことである。4~5回聞きながら、やっと天然炭酸水の井戸に辿り着いた。そこには「ガチャコンポンプ」が付いており、自分で汲み上げるのだが、飲んでみると想像していたより炭酸の味が弱い。思ったほどじゃないね、と話をしながら、置いてあった柄杓でブクブク泡が出ている井戸から直接汲んでみた。そしたら味がまったく違うのである。これならまさしく炭酸水であると納得した。すぐ隣には工場ができており、この水は「スパークリング・ミネラルウォーター・アクアイヅ」という名前で出荷されているようだった。ある外国では、飲み水にはCONという炭酸水、料理にはSINという普通の水を使う人が多いようだが、私は炭酸水は不味いので、飲み水にしたいとは全く思わない。


天然炭酸水入口(ピンボケで失礼)


天然炭酸水を、このような商品で出荷していた

                           ガストンガニマタ