袋田の滝 アイスクライミング
ガストンさんから「袋田の滝が凍ったよ」
この知らせに、幾分風邪気味であることなど忘れて「行きます!」
わずか5分で何にも予定のない休日が埋まった。
氷瀑・袋田の滝を登るのは、自身の行きたいリスト上位にランクインしていた。
袋田の滝は日本三大瀑布。茨城の誇る自然造形でもあり、馴染みは深い。
しかもACC-Jに入って10年近く、袋田が凍結したという報に触れたことがなかった。
(実際には、6年ぶりだそうだ。)
まあ、それくらい近年では貴重な事象なのである。
2012/2/2
氷点下といえども、さすがに八ヶ岳ほどの寒さはなく、快適。
天気も良く、風も少ない。
閑散とした無料駐車場から、観瀑台入口へ。
入場料300円は9時前なら無料だそうだ。
途中の分岐は吊り橋方面へ。
吊り橋の袂から川床へと降りる。川面はほぼ凍結しているが、バリッバリッとたまに不気味な音を立てる。
装備を付けて滝へと進むと、先ほどまで見当たらなかったパ-ティ-が。
あれ?もう取っついてんの?と思ったら、上部から懸垂してきたらしい。
下部の容易な一段目を登ると、あれれ?どこかで見た顔?と思ったら、水戸葵のMさんでした!
志の同じ人たちって、やっぱり行動や出現場所も似るのね・・・。
でもって、どうやら三段目は氷が薄くてリ-ドは厳しいらしい。
そこでMさんたちのトップロ-プを使わせていただくことに。(さすが!Mさん。太っ腹だ。)
そして、ガストンさんのリ-ドでクライムオン。
ガストン親方は当たり前のようにサクサク行く。
この二段目は容易なはずだが、アイス経験に乏しいsakは、このピッチが一番緊張した。
しかしコツというか慣れというか、体が反応してくると実に快適。
三段目は、決して氷結が発達していなかったものの、トップロ-プという気軽さもあって実に楽しかった。
初めはパラパラであった観瀑台のギャラリ-もいつの間にやら、かなりの数となっていた。
やっぱり今日は幾分暖かいようだ。
三段目上はところどころ水流が走り、四段目の表面に水の流れる場所も出てきた。
さすがにこれから氷も解けるだろうからこの上の生瀬の滝まで行って終了することに。
しかし、落とし穴が。
生瀬の滝手前で、ガストンさん、sakの順に氷を踏み抜く。
うひゃあ!
容易な生瀬の滝を越えると饂飩屋さんが見えて終了。
日向で装備を解き休憩していると、「NHK」を名乗る青年が。
どうやら、Mさんたちはこの取材をかねて来ているらしい。
そういえば、観瀑台入り口で「茨城県山岳会の方たちですか?」なんて声をかけられたりした。
その時は特に何とも思ってなかったけど、そういうことか、と合点が行く。
その後、Mさん一行もこの場所に到着し、事の次第を歓談。
袋田の駐車場まで送っていただいたりしてまったくもってお世話になってしまった。
どうやら袋田の氷結が今日のNHKニュ-スで放映されるらしい。
そういえば、袋田の滝の凍結やシガの流れる様子は冬の風物詩として取り上げられることが多い。
それにしても、だ。
今日の計画は上手くいきすぎだ。
【今日の出来過ぎフロ-チャ-ト】
ガストンさんからお誘いがなければ、袋田に来ることはなかった。
↓
タイミングよく取付きでガストンさんと旧知のMさんと出会う。
↓
Mさんが三段目にセットしたトップロ-プを使わせてもらい完登できた。(リ-ドではチョット無理)
↓
Mさんのお仲間、茨城岳連T理事長の車に乗せてもらい、車の回収もラクチン
↓
T理事長へ取材のおかげで、ちょっとだけテレビに映る(笑)
<FNNニュ-ス スピ-ク>
↓
家族に話して、家庭内での面目を保つ
ガストンさん、Mさん、T理事長無くして今日の成功はない。
今日の成功どころか、家庭内での面目躍如!
運も実力のうち?いやいや。
恵に預かって分かる、親方のありがたさ。あれ?違うか?
いや、ほんとに感謝しております。
sak
ガストンさんから「袋田の滝が凍ったよ」
この知らせに、幾分風邪気味であることなど忘れて「行きます!」
わずか5分で何にも予定のない休日が埋まった。
氷瀑・袋田の滝を登るのは、自身の行きたいリスト上位にランクインしていた。
袋田の滝は日本三大瀑布。茨城の誇る自然造形でもあり、馴染みは深い。
しかもACC-Jに入って10年近く、袋田が凍結したという報に触れたことがなかった。
(実際には、6年ぶりだそうだ。)
まあ、それくらい近年では貴重な事象なのである。
2012/2/2
氷点下といえども、さすがに八ヶ岳ほどの寒さはなく、快適。
天気も良く、風も少ない。
閑散とした無料駐車場から、観瀑台入口へ。
入場料300円は9時前なら無料だそうだ。
途中の分岐は吊り橋方面へ。
吊り橋の袂から川床へと降りる。川面はほぼ凍結しているが、バリッバリッとたまに不気味な音を立てる。
装備を付けて滝へと進むと、先ほどまで見当たらなかったパ-ティ-が。
あれ?もう取っついてんの?と思ったら、上部から懸垂してきたらしい。
下部の容易な一段目を登ると、あれれ?どこかで見た顔?と思ったら、水戸葵のMさんでした!
志の同じ人たちって、やっぱり行動や出現場所も似るのね・・・。
でもって、どうやら三段目は氷が薄くてリ-ドは厳しいらしい。
そこでMさんたちのトップロ-プを使わせていただくことに。(さすが!Mさん。太っ腹だ。)
そして、ガストンさんのリ-ドでクライムオン。
ガストン親方は当たり前のようにサクサク行く。
この二段目は容易なはずだが、アイス経験に乏しいsakは、このピッチが一番緊張した。
しかしコツというか慣れというか、体が反応してくると実に快適。
三段目は、決して氷結が発達していなかったものの、トップロ-プという気軽さもあって実に楽しかった。
初めはパラパラであった観瀑台のギャラリ-もいつの間にやら、かなりの数となっていた。
やっぱり今日は幾分暖かいようだ。
三段目上はところどころ水流が走り、四段目の表面に水の流れる場所も出てきた。
さすがにこれから氷も解けるだろうからこの上の生瀬の滝まで行って終了することに。
しかし、落とし穴が。
生瀬の滝手前で、ガストンさん、sakの順に氷を踏み抜く。
うひゃあ!
容易な生瀬の滝を越えると饂飩屋さんが見えて終了。
日向で装備を解き休憩していると、「NHK」を名乗る青年が。
どうやら、Mさんたちはこの取材をかねて来ているらしい。
そういえば、観瀑台入り口で「茨城県山岳会の方たちですか?」なんて声をかけられたりした。
その時は特に何とも思ってなかったけど、そういうことか、と合点が行く。
その後、Mさん一行もこの場所に到着し、事の次第を歓談。
袋田の駐車場まで送っていただいたりしてまったくもってお世話になってしまった。
どうやら袋田の氷結が今日のNHKニュ-スで放映されるらしい。
そういえば、袋田の滝の凍結やシガの流れる様子は冬の風物詩として取り上げられることが多い。
それにしても、だ。
今日の計画は上手くいきすぎだ。
【今日の出来過ぎフロ-チャ-ト】
ガストンさんからお誘いがなければ、袋田に来ることはなかった。
↓
タイミングよく取付きでガストンさんと旧知のMさんと出会う。
↓
Mさんが三段目にセットしたトップロ-プを使わせてもらい完登できた。(リ-ドではチョット無理)
↓
Mさんのお仲間、茨城岳連T理事長の車に乗せてもらい、車の回収もラクチン
↓
T理事長へ取材のおかげで、ちょっとだけテレビに映る(笑)
<FNNニュ-ス スピ-ク>
↓
家族に話して、家庭内での面目を保つ
ガストンさん、Mさん、T理事長無くして今日の成功はない。
今日の成功どころか、家庭内での面目躍如!
運も実力のうち?いやいや。
恵に預かって分かる、親方のありがたさ。あれ?違うか?
いや、ほんとに感謝しております。
sak