acc-j茨城 山岳会日記

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西上州 諏訪山(楢原登山口~頂上~浜平登山口)

2014年04月21日 20時40分14秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
西上州 諏訪山(楢原登山口~頂上~浜平登山口)
2014年4月20日、諏訪山に登った。GW前に少し歩いておこうと思いでかけた。19日22
時頃には浜平登山口に着いたが生憎の雨であった。今回は歩くのが目的なので、少しの雨でも行動しようと思っていたが、朝4時に起きると相変わらず雨で、ちと億劫になり二度寝する。6時に目が覚めると雨が上がっており出かけることにした。登山口と下山口が違う場合、たいがいは下山口にバイクをデポするのだが、なぜか今回は下山口に車をデポすることにした。理由は無い。ただ何となくしただけである。バイクで林道を登っていくと驚いた。とてもGW前の西上州とは思えないほど残雪が残っていた。途中で林道は雪で覆われ登れなくなったので、車がUターンできそうな広い場所まで戻りバイクをデポした。虫の知らせだったのだろうか、まずは良かった。


林道は残雪で覆われており、とても西上州とは思えない


登山道はこの残雪の下である


このこまかい距離の指導標は、以前茨城県境の山でみたことがあった


山は霧氷が満開だった


ハシゴ場


こういうロープ場がたくさんあった


ロープは新しく、岩に擦れるところはキチンと処理してあった

登りだすと道が雪渓の下に隠れており道を探しながら登ることになった。でも特に分かりにくいという程の事はなかった。標高1000m付近からは回りが白くなってきた。どうやら昨日の雨は上では雪だったようだ。登山口は桜が満開だが、ここは霧氷が満開であった。単独の時は休んでも話し相手がないので直ぐに出発となる。浜平分岐を過ぎると、ロープ場やハシゴが多くなる。回りは白くても登山道に雪はないので危険なことはない。頂上では写真を撮っただけですぐに引き返す。少し下ったところで浜平から登ってきた2人パーティに会う。


真冬のような景色でGW前の西上州とは思えない


だれもいない諏訪山山頂

霧氷が融けかかってきたため、枝から氷や水滴が落ち、まるでミゾレの中を歩いているようで、体が濡れてきたため雨具を着た。浜平分岐から降りはじめると、こちらは楢原コースより残雪が多く、かなり雪渓の上を歩くことになった。ツリーホールを見ると、まだ1m以上の積雪が残っている。この辺は先般の大雪ではどのくらいの積雪があったのだろうか。かなり荒れている道だったが無事浜平駐車場に着いた。


浜平ルートは楢原ルートより残雪が多く、このような雪渓を歩いた


山は霧氷が満開だが登山口は桜が満開だった

車でバイクを回収に向かった。打田さんのエアリアマップに「林道上部パンクに注意」と書かれてあるが、道路上にたくさんの石が落ちていた。私の車はRV車なので、悪路には強いと思うが、落ちている石を見ると、凄く鋭利に尖っている石ばかりで、これではパンクが多いのもうなずける。石を整理しては少し走る、を何回も繰り返しバイクに辿りついた。
さてGWは岩稜か雪稜か天気次第でルートを決めよう、楽しみである。
楢原林道(8:00)-浜平分岐(9:10)-諏訪山(10:50)-浜平分岐(12:20)-浜平駐車場(13:25)
                                    ガストンガニマタ