浅草岳・早坂尾根スキー滑降
4月16日、浅草岳に山スキーに行って来た。実は浅草岳には4月13日に行ったばかりなのだが、すぐに来訪したのは深~い訳があった。出発時に突然靴のソールが剥がれてしまい自分だけ登れなかったのである。膝をケガして以来、十数年も山スキーをしていない自分の装備はお粗末で、人に見られるのが恥ずかしい。改造と改良を重ねたシロモノで、いつ壊れても不思議のない物であった。
改良に改造を重ねた兼用靴(ひどいシロモノ)
昔の細いシールを改造した板に張り付けたもの
天気最高なのに車中でNとSの帰りを待っていた。これが悔しくて、リベンジすることにしたのである。一人で行こうと思っていたが、アイス仲間のYN君が同行してくれるという嬉しい誤算もあった。
早朝出発。ヤヂマナ沢左岸尾根は、除雪された道路を少し歩き橋のところから取り付けば良いことは知っていた。しかし、13日に魚沼市観光協会主催のスキーツアーがあり、そのときガイドが、大自然館から雪の斜面に取り付いたのを見ていた私は「これが近道なんだ」と知った。今回はその場所から取り付くことにした。これが大失敗。多分雪の斜面をトラバースするだけだったのだろう。我々はこの尾根を登ってしまった。左下にはシール登高に最適斜面が見えるが急なブッシュで降りられない。しばらくはトラーゲンで登る。ついにこの尾根もブッシュに阻まれてしまい、急なセラック地帯を注意しながらトレースのある斜面に降りた。標高900m位の地点である。それなりの時間をロスした。ここからはシール登高で行く。真新しいスノーシューのトレールがあり先行者のいることがわかった。お粗末な昔の細いシールでは効きが悪く少々苦労したものの、YN君のトレールを正直になぞって行くとなんとかついていけた。
トラーゲンで登る
風は吹いているが、お天気良く気分は最高
頂上でのYN君
早坂尾根にて
先行者は単独のスノーボーダーでムジナ沢を滑って行った。頂上で休憩するも風があり少し寒かった。下る早坂尾根を一望にすることができる。広い大雪原で視界の無い時はルートファインディングにかなり苦労すると思う。傾斜は緩く初心者でもまったく心配なく滑ることができる。大回り小回り思うがままである。欠点を言わせていただくと傾斜が緩すぎる。YN君はアイスも上手だが、スキーもなかなかの足前である。途中3人パーティに会う。最後、林道に降りる手前が少し急になり、ルートを間違えないよう気を使う。林道の4㎞は歩きを覚悟して運動靴を持ってきたが、除雪もまだで雪質も良く、漕ぎながらではあるが3./4は滑って降りられた。除雪工事を行っているところで運動靴に履き替え、20分位で大自然館に着いた。
林道に着く(暑くなってきた)
林道の橋には、まだ3mの積雪はあろうか
除雪工事地点にて運動靴に履き替える
大自然館が見えてきた
今回のトラック
大自然館(5:05)-900m地点(7:15)-前岳(10:10)-浅草岳頂上(10:30~11:00)-途中休憩(11:40~12:00)-林道(12:30~12:45)-除雪地点(13:10~13:30)-大自然館(13:50)
ガストンガニマタ
4月16日、浅草岳に山スキーに行って来た。実は浅草岳には4月13日に行ったばかりなのだが、すぐに来訪したのは深~い訳があった。出発時に突然靴のソールが剥がれてしまい自分だけ登れなかったのである。膝をケガして以来、十数年も山スキーをしていない自分の装備はお粗末で、人に見られるのが恥ずかしい。改造と改良を重ねたシロモノで、いつ壊れても不思議のない物であった。
改良に改造を重ねた兼用靴(ひどいシロモノ)
昔の細いシールを改造した板に張り付けたもの
天気最高なのに車中でNとSの帰りを待っていた。これが悔しくて、リベンジすることにしたのである。一人で行こうと思っていたが、アイス仲間のYN君が同行してくれるという嬉しい誤算もあった。
早朝出発。ヤヂマナ沢左岸尾根は、除雪された道路を少し歩き橋のところから取り付けば良いことは知っていた。しかし、13日に魚沼市観光協会主催のスキーツアーがあり、そのときガイドが、大自然館から雪の斜面に取り付いたのを見ていた私は「これが近道なんだ」と知った。今回はその場所から取り付くことにした。これが大失敗。多分雪の斜面をトラバースするだけだったのだろう。我々はこの尾根を登ってしまった。左下にはシール登高に最適斜面が見えるが急なブッシュで降りられない。しばらくはトラーゲンで登る。ついにこの尾根もブッシュに阻まれてしまい、急なセラック地帯を注意しながらトレースのある斜面に降りた。標高900m位の地点である。それなりの時間をロスした。ここからはシール登高で行く。真新しいスノーシューのトレールがあり先行者のいることがわかった。お粗末な昔の細いシールでは効きが悪く少々苦労したものの、YN君のトレールを正直になぞって行くとなんとかついていけた。
トラーゲンで登る
風は吹いているが、お天気良く気分は最高
頂上でのYN君
早坂尾根にて
先行者は単独のスノーボーダーでムジナ沢を滑って行った。頂上で休憩するも風があり少し寒かった。下る早坂尾根を一望にすることができる。広い大雪原で視界の無い時はルートファインディングにかなり苦労すると思う。傾斜は緩く初心者でもまったく心配なく滑ることができる。大回り小回り思うがままである。欠点を言わせていただくと傾斜が緩すぎる。YN君はアイスも上手だが、スキーもなかなかの足前である。途中3人パーティに会う。最後、林道に降りる手前が少し急になり、ルートを間違えないよう気を使う。林道の4㎞は歩きを覚悟して運動靴を持ってきたが、除雪もまだで雪質も良く、漕ぎながらではあるが3./4は滑って降りられた。除雪工事を行っているところで運動靴に履き替え、20分位で大自然館に着いた。
林道に着く(暑くなってきた)
林道の橋には、まだ3mの積雪はあろうか
除雪工事地点にて運動靴に履き替える
大自然館が見えてきた
今回のトラック
大自然館(5:05)-900m地点(7:15)-前岳(10:10)-浅草岳頂上(10:30~11:00)-途中休憩(11:40~12:00)-林道(12:30~12:45)-除雪地点(13:10~13:30)-大自然館(13:50)
ガストンガニマタ