acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

伊谷山

2014年12月07日 09時50分24秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
2014/11/22(土)-23(日) テント泊 単独

【日程】
2014/11/22(土)
0545沼平発-0625畑薙大吊橋-0710ヤレヤレ峠-0730 1号橋・尾根取付0740
 -0840 1147ワイヤー-0930造林小屋0950-1250 1780大岩-1425 2050で幕営

2014/11/23(日)
0620 2050発-0655 2220付近-0750伊谷山0800-0915 2050ザックデポ地0935
 -1030 1780大岩-1155造林小屋-1245 1147ワイヤー-1320尾根取付
 -1330 1号橋1345-1410ヤレヤレ峠-1450畑薙大吊橋-<軽トラ同乗>1505沼平

【感想】
昨年の正月山行で東俣林道から見上げた上千枚山。大井川の傍らにどっしりと構え、川に削られ続けた山肌から常時落石の音が響く。あそこへ行ってみたいと思った。地形図を眺めてみると、上河内岳と上千枚山のあいだに名もないピークがあり、ウソッコ小屋まで長々と尾根が続いている。興味を持ち調べてみると、「伊谷山」という名前がちゃんとあった。まずは藪山好適期に偵察してみよう、できれば上千枚山の頂にも届けば・・・・
ところでネット検索で出てくる伊谷山の記録は通過であったり日帰りピストンであったりで、ウソッコ小屋からの取付きは斜面が急でかなり危険らしい。ひとつだけ、ウソッコ小屋ではないところに降りた記録があり(素晴らしいHPだが更新停止している)、地形図で調べるとたしかに取付きは緩やかで、途中まで作業道が期待できそうだ。ここを狙うことにした。

結果的には、相変わらずの鈍足で伊谷山へのピストンで終わったが、静かな藪尾根で過ごす星空の下での幕営に癒され、尾根の登りのキツさはともかく降りに使うことはできそうな感触を得ることができ、収穫はあった。
次回は、上河内岳からの降りに使ってみるか、あるいは赤石ダムから上千枚山へ行ってみるか。興味は果てしなく湧く。


1日目。暗い中、沼平を出発


畑薙大吊橋を渡る


ヤレヤレ峠


1号橋手前の左手に水場ホースが出ている


十分な水量で出ていた


橋を渡った先で適当に取付いて登る


標高2050付近で幕営


2日目。


伊谷山目指して登る


伊谷山Pのすぐ南側のPが唯一の展望所。上河内岳


聖岳


現在地:伊谷山Pのはず


Pの位置はこの何もない処


のんびり降る


ウソッコ沢尾根と造林小屋尾根の分岐(多分)となる目印の大岩


尾根下部は常緑樹と落葉樹の境目が目安


旧造林小屋


熊の捕獲檻


この尾根は2号橋の付け根が起点だったもよう


紅葉が残っていた


次こそはあそこへ!


by ebi