acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

富士山 吉田口

2016年04月11日 11時05分45秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2016/4/9(土) 天気:晴れ

メンバー:szt(単独)

日帰りで雪のある山に行こうと思い,天気が良さそうなので富士山に行った.

前日どこのルートで登るか絞り切れずいくつか回り,事前の情報から登りやすそうなので吉田口から登ることにした.

狭い道を登っていくが木がふさいでいたので駐車場のすぐ手前のスペースに車を止める.

出発は前日の22時くらいからにしようかと思ったが,なんか眠いので目は覚めたもののスルー.0時過ぎに隣りに車が停まり,なんか目も覚めてきたので1:00頃より歩き始める.

駐車場までは完全に雪はなく,余計な汗をかきたくなかったのでボロボロのトレランシューズで歩く.道中三合目あたりまで夏道の様相,雪・氷は出てくるが適度に凍っているのでそのまま登る.

たばこ屋でズボン,スパッツ,冬靴を履く.少し栄養補給もして3:47上に向かう.

佐藤小屋を過ぎ,木がなくなった辺りでアイゼン,ピッケルを装備.だいぶ明るくなっていたのでヘッドランプもしまう.

下には雲があり5:27ようやく太陽を拝む.静岡県側は雲でいっぱい.

七合目の小屋辺りに5:42.雪が多いのか少ないのかよくわからないが,適度にアイゼンは刺さり淡々と登っていく.

1時間後だいぶ明るくなった.ここら辺ならスキーは滑れるんだろーな~

八合目の辺り?ここら辺で7:15頃.目標は頂上だから特に現在位置も確認しない.

八合目あたりから時折強い風にあおられる.念のために持ってきたバイルも出す.安定感が全然違い安心して上を目指していく.持ってきてよかった~

ここから先がまっすぐ登る感じになるのでとてもきつかった.ちょっと登ってすぐ休む,そんな感じで登っていく.

苦しいよ~.そりゃそうだ.あとでわかったが奥にある鳥居が頂上の鳥居でここら辺は3,500m付近なんだから.

8:53,ひとまず吉田口から奥社に到着.見下ろしてここを登ったのかと少しだけ振り返る.

御鉢めぐりでもしようかと思ったが風が強く無理することもないと考え,甲府側の眺めを見るべく白山岳を目指す.

測候所あとや噴火口がよく見える.去年の夏の頂上ではガスで何も見えなかったけど,意外と狭い感じがした.

9:27白山岳到着.下界には雪はないのに周りは白い.当たり前か.

南アルプスをアップで.風が強くて写真を撮るのも一苦労だった.

狛犬も顔を出してきた.

帰りは転ばないように降りないと.

ここら辺で雪はこんな感じ.

須走から来た人たちだろうか,この日初めて人を見る.

11時過ぎこの小屋の前では3人とすれ違う.ここら辺はだいぶ雪が解けて降りる分には全く不安はなし.登りは少しつらそうだ.

そうこうするうちにガスに包まれる.

ちなみに七合目下あたりの登山道でこんな感じ.

下にいくに従い当然雪の量は減ってくる.雪も少なくなりアイゼンは外す.

鳥があまり逃げない.これも富士山ならでは?

六角堂を過ぎ,佐藤小屋を過ぎ,

登山道を降りていくと,往きにたばこ屋にはなかったと思うテントが数張り.雪も融けてこれでは冬靴で降りるしかない.登ってくる人も増えてくる.

往きは暗くてわからなかったけど,岩に彫ってある.

見晴茶屋でズボンと靴下と冬靴を脱いで夏仕様に.

だってこの道は暑そうだもん.

駐車場には車が10台以上は置いてあった.下へ向かうと木が切られてたわけでなく,木の向きを変えたみたいであった.車に到着したのは14時前であった.やっぱり標高が高いと息が苦しかっす.

でもだいぶ癒された.

szt