皆さん、こんにちは。
今回は「言葉より文字」ってことをちょっと語りたいと思います。
テレビやラジオでコメンテーターとして会社経営者や大学教授が解説や自論を展開するのを観たり聞いたりする機会はよくあると思います。
声や姿を現すことで、イメージによって自論を浸透させるのに有利になる人もいれば、逆に不利になる人もいます。
今回は不利だなと思った人を挙げたいと思います。
「堀江貴文」さんと「高橋洋一」さん。
いやね、以前にテレビで観ていたのですが、彼らの言っていることって真っ当なことだと思うんですよ。
ただ、話し方やテレビ側の演出や編集でイメージを悪くしてしまうなあ・・・と。
会社はお金を儲ける為の手段とか、日本はインフレに多少はもっていっても大丈夫とか。
言葉で聞いていると「おいおい、大丈夫かよ?」って感じるんですが、これが文章で読むと理解できるんですよ。
たぶん、冷静な心で文字を読み取っていけるからなんだと思います。
周囲にはやし立てるようなこともありませんしね。
それに邪魔な宣伝もありませんし、時間を気にしなくていい。これってかなり大切なことです。
私は個人的には彼らを好きでも嫌いでもありません。
なので、本来は中立な眼で見られるはずなのですが、どうしてもテレビだと対立させようとする演出で視聴者もその演出に乗せられてしまうことがあります。
本来は公平な放送が為されなくてはいけないんですがね。
でも、本で読むと「なるほどなー」と思えます。余計なフィルターが無いからです。
また、考え方により自由な位置で読めるからだとも思います。
「会社は金儲けの手段」って考え方も一つの考え方としては実に正しいと思います。倫理とかを取り払えば、実に合理的な発想です。
インフレについても、今やればハイパーインフレして日本は破綻するとか、今増税しなくては破綻するとか言われますけど、本当にそうなんだろうか?
大体、破綻が懸念される国の通貨が値上がりしたり、破綻する国が世界一の債権国っておかしいよなーと思うのは私だけでしょうか?
もちろん、税の不公平感はありますし、非合理的な運営をされている部分はあります。
でも、破綻するのか?と考えると疑問です。
日本で破綻するのなら、世界でとっくに破綻している国はいくつも出てくる気がしますし。
と、このようなことも、テレビじゃなかなか全部は説明できないでしょう。
本当にその人の考えを理解する一つの手段はやはり、その人が書いた本等を読んでみることですね。
そんなことを今更ながら気づいたこの1年です。