エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

悪魔は、厚かましくも、顔見せがお好き

2015-12-29 08:39:52 | グルメ

 

 

 
ヒューマンサービスの担い手が堕落するのは、この時
  男と女の黄金律も、不思議で面白い。 p236ブランクの後から。      いちば...
 

 神様を日々冒涜している人の、つづき。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.248の、第2パラグラフ、14行目途中より。

 

 

 

 

 

 

 悪魔って、厚かましいことこの上なくって、誰も信頼しない時だけ、安心できんですね。やりたい放題なのに、恥知らず。膨らんだ耳、尖った眼、その歯、その嫌らしい舌を見せびらかして、楽しんでいます。ケツや角、それに、昔のサテャロスも騙す勃起した尻尾をひけらかすのが楽しみですね。

 

 

 

 

 

 悪魔の姿がどんなものか分かりますよね。顔出し、ケツ出し、一物出しを楽しんでるんですね。それは、神も仏もないからです。誰も信頼していないからなんですね。

 今日もどこかに散歩に出かけた、日々神様を冒涜する、自称「クリスチャン」。実は、誰も信頼してないんですよね。ここでエリクソンが教えてくれている通りです。今日も良いサンプルを、見せてくれました。

 かわいそうに、今「顔出し」散歩を止める口実を探してるでしょうね。毎日、散歩しては、

マタイ6:5-6 
「祈るとき、偽善者のごとくであるな。彼らは国会前
や町角に立って祈りたがるが、それは人々に見せるためである。本当にいう、彼らはその報いを得ている。6あなたが祈るときは部屋に入って戸を閉じ、隠れたところにいますあなたの父に祈れ。さらば隠れたところに見たもうあなたの父は報いたまおう。」

を読むことになって、自分がいかに、アンチ・キリストなのかを、思わされてる訳ですからね。お辛いですね

 

 でも仕方ありません。自分がキリスト者どころではない、むしろ、アンチ・キリスト、キリストス者にありまじき存在、「悪魔」になっている、ということに気付く大事な一歩なんですからね。

 

 

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借り物ではない自分の力が試される時

2015-12-29 05:59:11 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
福島の甲状腺がん パレーシア
  福島の子どもたち。甲状腺がんが疑われる子どもが4人見つかった、と言います。「やっぱりね」と思います。 福島県は、東京電力福島第一原発事故当時、18才未満の...
 

 まともな仕事をするのには、親に対する非常に消極的な気持ちに折り合いをつけていることが大事ですね。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p102の、第1パラグラフ、下から5行目途中から。

 

 

 

 

 

キングも示してくれているように、また、すでに申し上げました通り、年老いたクライアントはセラピーを終結するのが難しい場合が多いんですね。というのも、その場合、年老いたクライアントは、無慈悲に見える時間の、誰にも止められない流れに対して、借り物ではない自分の力で、向き合わなくちゃならないからですね。

 

 

 

 

 

 自分が老いるのは、下降線にある自分、沈んでいく自分を受け入れることですよね。日頃の内省、祈りが問われます。さっきのブログの話と同じで、裏取引、形ばかりのオザナリ、看板だけでは、通用しませんね。エリクソンが教えてくれているように、借り物ではない自分の力が問われます。

 

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依存症と「裏取引」・「形だけのオザナリ」・「看板だけ」

2015-12-29 05:39:10 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
子どもの人生を道具にしていく 重度の生き方
  投影(投映)は日々あること、その日々ある投映をしているようでは、自分育てはできません。したがって、子どもの発達に役立つこともできません。 p94第3パラグ...
 

 皆さん今晩は。

 年の暮れもずいぶん迫ってきましたね。大掃除は終わりましたか? 年賀は投かんしましたでしょうか? お節料理の準備はいかがですか?

 今年、世間で流行ったもの。いろいろあったでしょ。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの戦争法。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの、あまりのウソとゴマカシに、危機感を覚えた人も多いのじゃあないですか? 憲法は無視する、沖縄はイジメる、メディアは脅す、税金は身勝手に使う、年金の積立金で株価を操作する、税金は上げようとする、弱い立場の人が生きていくための福祉・医療・社会保障の予算はケチる、そこで働く人は低賃金でも、低賃金を見直そうとは結局しない、人殺しのために、五兆も使う、キックバックのあるオリンピック、「復興」の看板を悪用する大規模なコンクリートは作る(政治家が、献金やヤミ献金やの形で、税金のピンハネが出来る)。ウソとゴマカシの極致でしょ。

 じゃぁ、ウソとゴマカシをやってるのは、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちだけなのか?

 NOですね。

 東京電力の、原発の事故対策をしてなかったウソとゴマカシ、放射能がどれだけ深刻に拡散しているかについてのウソとゴマカシ、東芝の桁違いの粉飾決算、三井不動産レジデンシャルのマンション偽装、東洋ゴムの耐震ゴムのデータ偽装、西武学園校長の公金横領、化血研(化学及び血清療法研究所)の違法製剤…。

 「依存症」は、どんな依存症でも(アルコール依存症、薬物依存のような「ものに依存するもの」でも、買い物依存症、ドメスティック・バイオレンス依存症、ストーカー依存症、それから、あの日々神様を冒涜している人みたいなネット依存症などの、「自分の行動にいぞんするもの」も)、「ウソとゴマカシ」と同じことだということは、当ブログでも繰り返し取り上げてきました(内村鑑三先生が教えてくれる「成功の秘訣」 10カ条相対性の時代など)。今日は、依存症は、「やりとり」ではなく、「裏取引」であり、「誠実」ではなくて、「形ばかりのオザナリ」であり、「真まこと」ではなく、「看板だけ」なのかについて、触れたいと考えました。

 依存症は、自分の向かい合うこと、内省、祈りが出来ません。自分の向かい合うためには、自分の弱さ、愚かさ、狡さなどに向き合うだけ強さが求められますけれども、それに耐えられないからですね。自分の弱さ、愚かさ、狡さに踏みとどまれないからです。それが出来れば、パウロが「ローマ人への手紙」第5章3節~5節で教えてくれているみたいに、デッカイ希望を日々生きることが出来るようになるのに、それが出来ない。そうすると、自分の弱さ、愚かさ、狡さなどを隠す言葉で、自分をゴマカス「裏取引」をすることになります。「バレなきゃいい」、「正しい言葉を言ってれば、どうせ分かんない」…。

 また、これは、「誠実」ではなくて、「形ばかりのなおざり」になりますよね。自分と向かい合うこと、内省、祈りがありませんから、他者、お客様、近くの人にも、「やりとり」が出来ませんから、「形ばかりのオザナリ」をすることになります。その人も一見「正しいこと」を言ってる場合もあります。それは、誠実にそのことを「正しいこと」だと感じて、あるいは、考えて、そうするのではなくて、そうすると、「褒められるかもしれない」、「認められるかもしれない」…と感じて、口先だけで言ってるだけになります。結果、「形ばかりのオザナリ」になっちゃうでしょ。

 そして、これは、、「真まこと」ではなくて、「看板だけ」になるのも、うなづけますでしょ。あの国会前に散歩が好きな、自称「クリスチャン」が、実は日々神様のや名前を盗用・濫用・悪用して、「自分の顔を見せびらかすのがお好き」な悪魔をやるようにね。「クリスチャン」のフリして、実際は「悪魔」をやってる訳ですね。「クリスチャン」って、十字架で自分が死んだ「人の子」の真似をする人のことですから、「自分の顔を見せびらかすのに、神様のお名前≒祈りと称してやる」こと位、「悪魔」の所業もないわけですね。そんなことにも気づかない「クリスチャン」は、「「看板だけ」の偽物に決まってます。看板には「チョコ」と書いてあるのに、「土塊」が入っていたり、「ダイヤモンド」と書いてあるのに、「ガラス玉」であったりするのと、同じです。

 ここで、私が、「やりとり」「誠実」「真まこと」と申し上げた言葉は、ギリシア語では、全てビスティス、πιστις 「根源的信頼感」のことなんですね。

 

 

 

 

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「もうダメだぁ」 心が挫かれる体験

2015-12-29 01:26:39 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
ヒューマンサービスの担い手が堕落するのは、この時
  男と女の黄金律も、不思議で面白い。 p236ブランクの後から。      いちば...
 

 トラウマ治療に、CBT認知行動療法はあまり効かないらしい。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.223の、第4パラグラフから。

 

 

 

 

 

 PTSD治療のためのCBT研究の最も大きな出版物のなかでも、3分の1以上のクライアントは、治療についていけませんでした。残りの3分の2の中には、かなりの数の人が逆効果だったんですね。この研究の中で、ほとんどの女性等は、この研究の3ヶ月後にも、PTSDの症状が全部残っていました。15%の人だけが、主要な症状が解消したにすぎません。CBTを科学的に研究した、あらゆる研究を分析すると、CBTが効果を上げるのは、クライアントがサポートされる感じのセラピーの関係もあるかららしい。 暴露療法で最も効果が出ないのは、「もうダメだぁ」と心が徹底的にくじかれてしまっていることに苦しむクライアントです。このクライアントは、人生をあきらめている訳ですね。

 

 

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