高齢者もイキイキ、ピチピチ私どもも、「死ぬのが愉しみ」と言える老賢者になりたいものですね。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p63の第2パラグ......
発達トラウマ障害(DTD)の子ども。公衆衛生上でも、社会福祉の上でも、学校教育の上でも、最大の問題だ、と考えますが、ニッポンでは、まだ、発達トラウマ障害(DTD)の存在すら認識されていないのが、悲しき現状です。残念です。発達トラウマ障害(DTD)の子どものは、特に、継続的に、誰かが、僕を知っていて、大事に思ってくれて、大好きでいてくれる、という自信が、心の唯一のガソリンです。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.352の第4パラグラフから。
でもね、私どもが、見捨てられた、価値がない、ホッタラカシと感じていたら、大事なものは1つもないも同然です。恐れがあれば、物事に対する好奇心も無くなりなりますし、陽気で楽しい感じになれるはずがありません。真っ当な世の中にするためには、私どもは、子どもが安心して遊んだり、学んだりできるように、子どもを育てなくてはなりません。好奇心がなければ、子どもが成長するはずがありませんし、自分は何者で、自分にとって何が大切なことなのか、ということを、「あーでもない」「こーでもない」といろいろと試すことによって、詳しく調べることなしに、大人達に合わせることなどできるはずがありません。
子どもが自由に好奇心を働かせるためにも、子どもが自由に、自分は何者で、自分にとって何が大切なことなのか、ということを、「あーでもない」「こーでもない」といろいろと試す為にも、大人が子どもと、その自由をシェアすることが大事です。子どもにルールや日課ばかり押し付けているようでは、子どもは不自由を感じても、自由を満喫することなどできません。
大人自身が自由でいることが出来て、すなわち、≪本当の自分≫を生きることができてはじめて、子どもに、その自由をシェアすることができます。