エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: 笑いの恵み

2016-11-21 02:26:04 | 聖書の言葉から

 

 

 
「ダメよダメダメ」の「正しいことを押し付ける」ことが、一番の「ダメよダメダメ」なのよ
   「いいね」と「ダメね」の線引き  道徳は、脅しに基づき、倫理は理想に基づくといいますね。 「いいね」と言っても、facebookの話ではありません......
 


 久しぶりに、リチャード・コート、木鎌安雄神父様・訳の『笑いの神学』から。  人の心を言葉にするって、本当に難しい。田中信生先生の言葉でいえば、やりがいがある。でも、腹の底からの悦び。男泣きするような悦び。それはもう、言葉にできないのかもしれませんね。それでも、言葉にしてくれている言葉。p.140. 筆者が若干改訳しています。

 

 

 

 

 

 大切なことは、何回笑うかじゃないですからね。

 大切なのは、神様のユーモアに気付くこと。そのおかげで、肯定的な見方ができるようになることですからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆様も、毎日、神様のユーモアに気付くと良いですよ。

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発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、勉強ができなくて、当たり前

2016-11-21 01:54:23 | エリクソンの発達臨床心理

 
「ダメよダメダメ」の「正しいことを押し付ける」ことが、一番の「ダメよダメダメ」なのよ
   「いいね」と「ダメね」の線引き  道徳は、脅しに基づき、倫理は理想に基づくといいますね。 「いいね」と言っても、facebookの話ではありません......
 


 

 Chilhood and Society p.260から。

 

 

 

 

 

 

 industory インダストリー 「人とやり取りする中で、自分の感じをきちんとした形にして出しても良い感じ」は、対人関係の中では、一番大事な舞台ですね。というのも、industory インダストリー 「人とやり取りする中で、自分の感じをきちんとした形にして出しても良い感じ」は、人の横で人と一緒に物事をすることがあるからですし、仕事を分けなくちゃいけないし、チャンスにも格差もあったりすることを初てしなくちゃいけないからです。

 

 

 

 

 

 今のニッポンは、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どもだらけですから、最初の舞台の信頼がありません。勉強も、このindustory インダストリー 「人とやり取りする中で、自分の感じをきちんとした形にして出しても良い感じ」の、一番大事な舞台のことです。industory インダストリー 「人とやり取りする中で、自分の感じをきちんとした形にして出しても良い感じ」の舞台は、4番目の舞台です。つまり、勉強は、4番目の舞台に上がって、初めてできることなんです

 1番目の舞台で躓いている発達トラウマ障害(DTD)の子どもが、4番目の舞台に立てるはずがありません。勉強が本当の意味で、自主的に、共同的に、協調的に出来るはずがないでしょ。

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インターメッツォ: 人が一番喜んでくださること

2016-11-21 00:52:11 | 聖書の言葉から

 

 

 
ルターも、仕返ししたい底意地の悪い気持ちを、克服できませんでした
   消耗品となっちゃった個人  個人はほとんど0になってる。でもね、完全に0になってる訳じゃぁない。 p79第2パラグラフ。    ...>続きを......
 

 ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction、p.133.

 

 

 

 

 

 私どもが忘れていることですが、様がとっても喜んでくださることは、その方にも私どもに与えて下さるものがある、ということに気付くことです

 

 

 

 

 

 プレゼントすると、人は喜ぶもの、と思いがち。

 でも、「プレゼント出来ることが、あなたにもありますね」、って気づいて、認めていくことも、プレゼントすることに勝るとも劣らないくらい、人は喜ぶもの。

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聖書の言葉: 御国が来ますように :「人を大切にする」心と人の「痛みの共感」があれば、対立は避けられない!

2016-11-21 00:21:04 | 聖書の言葉から

 

 

 
顔色を窺ってたのでは、≪本当の自分≫が死んじゃう、的外れな人生
   現代資本主義の特色 個人がなくなっちゃう  道徳と、倫理は、似て非なるものらしい。向きが違うらしい。それってどういう意味? p78の第2パラグラフ......
 


 日本人は、円満が好きです。円満な人は、対立や緊張を避けます。しかし、そんなことでは、不正や抑圧や差別を助長していることになっている、ということには気付かないでいる場合が多いでしょう。「自粛」している、自称「ジャーナリスト」もこの部類でしょう。

 円満であってはなりません。そのことを教えてくれている本田哲郎神父様の文書から。『釜ヶ崎と福音』p.185~

 

 

 

 

 

 第三の誤りは、対立による緊張を、不正や悪、差別や抑圧よりも悪いことと思うものです。…ことをこじらせたくないだけだ」という人は、主の祈りの、「あなたの国が来ますように、あなたの思いが行われますように、天におけるように地の上にも」(マタイ6勝10節)を信じない人たちです。…

 要するに、波風の立たない、自分にとっての「平穏無事」を願っているだけです。

 このような誤りは、緊張と対立の現場で、現実に何が起こっているかを知ろうとしないことから来るものであり、苦しめられている人たちへの、「人として大切にする」(愛する)心と「痛みの共感」を欠くことから来るものです。

 

 

 

 

 

 このようなリアルな感覚を大事にして、日々を生きたいものですね。

 あなたも、波風を起こして生きましょう。波風ライダーになりましょうね。

 

 

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