一番知られているルタールターは、言ってたこととやったことが、大きくずれたので、多面的にも見えるし、半端にも見えるようですね。 Young Man Luther 『青年ルター』p.239の......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.142、ブランクの上から。
私どもの研究は、ジョン・ボールビーが言ってることは正しい、と明らかにしましたね。
「子ども達が日頃から怒りや自分はダメだと感じたり、あるいは、見捨てられていることにいつでも圧倒されたりしていたら、その子ども達は、そのような辛い気持ちは親から受け継いできたんです。それは生きる為です。たとえば、子ども達が見捨てられることを恐れていたら、その子の気持ちは、その子に元来備わっている、人を殺したいほどの怒りを相殺したものではなくて、むしろ、その子が、物理的に、あるいは、心理的に、捨てられたか、あるいは、『そんな子は捨てますよ』と繰り返し脅かされてきたか、のいずれかのためです。子ども達が日頃から激しく怒るのが習い性になっていたら、その子ども達は、相手にして貰えずに来たか、手厳しい扱いを受けてきたからです。子ども達が、怒りに関する強い葛藤を抱えているようなら、それは、『怒ったら、ダメでしょ」だとか、『怒ってたら、危ないでしょ』だとか言われているからです。」
ヴァン・デ・コーク教授も、ジョン・ボールビーもさすがですね。
子どもの気持ちの背景を見事に心得ているのですからね。さっきの岡田圭さんがおっしゃる通り、相手の子どもの世界にはいるだけの、心開かれた態度と理解したいという願いをもって、子どもに関わっているから出来ることなんですよね。