子育てには本能的な知恵がある「良い行い」は、姿勢や動きの正しさから生まれます。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p35の第2パラグラフ...
小学生と、鬼ごっこや指相撲やコラージュをしていればよかった、遊びのオジサンが、この4月から、高校生とその親たちの心理面接をするようになっています。
正直に申し上げて、小学生と高校生を比べてみて、愕然としています。
というのも、小学生よりも、高校生の方が、遥かに病態が重たくなっている、とビンビン感じざるを得ないからなんですね。重たいケースが多すぎる。小学生の内に、キチンと心理的支援をしないまま、高校生になってしまっているから、それだけ病態が酷くなっている、ということですね。小学生の時に見ていた子が、高校生になっているわけではありませんよ。でも、小学生で抑制タイプの愛着障害≒発達トラウマ障害の子どもは、目立ちませんから、ホットカレて来ることが非常に多い。そうすると、目立たなかったことが、身体化、行動化して、高校生になって表れていますね。恐ろしいことです。
守秘義務があるのて、具体的に書きにくいので、デフォルメして書きますと、抑制していた気持ちが、いつまでも抑制し切れるものじゃぁないので、たとえば、ヴァン・デ・コーク教授が診断基準Fの中で言っているように、境界性人格障害がすでに発症していたり、すでに退学して、新たな学校に入り直していたり、家庭内暴力にあうようになっていたり…。どれもこれも、おしなべて重たいケースが多い。
幼稚園か、小学生の内に、キチンとセラピーしておかないと、強く思うけれど、サイコセラピストの数も質も、全く足りないと感じます。政治的な決断が必要です。