つい最近まで寒かったのがウソのような暖かさで、桜も慌てて開花してしまいましたね。
春は新たな出会いも多く、みんなでワイワイ集まる機会も多くなると思います。
今回は持ち寄りパーティーなどでも大好評!
冷めても美味しく頂ける簡単なイタリアのお惣菜
「じゃがいものパデッラータ」と「カポナータ」をご紹介いたします。
どちらもバルで人気のお料理です。
パデッラータとは、「フライパン(padella)で調理した」という意味で、
フライパンで焼いたり、ローストしたり、炒め煮にしたりするお料理をいいます。
バターとの相性がいいアガベシロップを隠し味にプラスする事で、
じゃがいもの持つ素材の甘さをぐんと引き立ててくれとっても美味しくなります。
カポナータはイタリア・シチリアの郷土料理、トマトと野菜の煮込みです。
フランス・ニースの郷土料理ラタトゥイユと似たお料理ですが、
カポナータはお砂糖とお酢を使う所がラタトゥイユと違う所です。
お砂糖の変わりにアガベシロップを使う事で、さっぱりとした自然な甘みで
野菜の美味しさとコクを引き出します。
どちらも冷えたシャンパンとバケットと共に召し上がってくださいね!
<じゃがいものパデッラータ>
●材料
じゃがいも・・・・・・2個
ブラックオリーブ(種なし)・・・10個
アンチョビフィレ・・・3切れ
パセリ・・・・・・・・適量
バター・・・・・・・・10g
アガベシロップ・・・・大さじ1/2
塩こしょう・・・・・・少々
●作り方
1.じゃがいもは皮をむき、ひと口大に切り水にさらす。
2.ブラックオリーブ、パセリはそれぞれみじん切りにする。
3.アンチョビフィレはフォークを使い細かくほぐしておく。
4.じゃがいもは固めに塩ゆでする。
5.フライパンにバターを入れ、4のじゃがいもを入れ中火で色よく焼く。
6.5にブラックオリーブ、アンチョビ、アガベシロップを加えて軽く炒めて、塩コショウで味を調え、器に盛りパセリを散らす。
<カポナータ>
●材料
なす・・・・・・2本
玉ねぎ・・・・・1/2個
パプリカ黄、赤・・・各1/4個
エリンギ・・・・・・1本
にんにく・・・・・・1かけ
ケーパー・・・・・・大さじ1
トマト水煮・・・・・260g
アガベシロップ・・・大さじ2
白ワインビネガー・・・大さじ1/2
塩・・・・・・・・・・小さじ1/2
こしょう・・・・・・・少々
オリーブオイル・・・大さじ1
●作り方
1.なすは1cmの角切りにして塩水にさらして、ザルにあげ水気を切る。
2.たまねぎ、パプリカ、えりんぎは5mm角切り、にんにくはみじん切りにする。
3.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ弱火で炒め、香りが立ってきたら1のなすを加え中火で炒める。
4.3に玉ねぎ、パプリカ、エリンギを加えて炒め、しんなりしたらトマトの水煮、ケーパー、アガベシロップ、白ワインビネガー、塩を加えてひと混ぜして蓋をして中火にかける。
5.沸騰したら弱火にして15分加熱し、塩こしょうで味を調える。
<レシピ提供:柳瀬真澄>