忙しい毎日、お買い物に出たついでに
魚や肉、野菜などをまとめ買いしても日持ちがしなかったり、
冷蔵や冷凍保存しても鮮度がどんどん落ちてしまいます。
そんな時の保存方法の1つとして、みそ床に素材を漬け込むことで
美味しいおかずとして保存する方法があります。
古くから日本で愛されている発酵食品の味噌や酒粕は素材を熟成させ
どんな食材にも合う万能的な味わいの食材です。
みそ床に漬け込めば食材の保存期間も伸びて
主菜から副菜までアレンジも幅広くなります。
家族の人数や1回に作る量を想定して、みそ床を小分けに取りわけて
作ることで、賢く食材を無駄にしない生活をしたいですね。
アガベシロップと味噌で作るみそ床をぜひお試しください!
アガベでみそ床
<材料>
味噌(お好みのもの)・・・100g
酒粕・・・・・・・・・・・100g
酒・・・・・・・・・・・・大さじ1
アガベシロップ・・・・・・大さじ2
<作り方>
1耐熱容器に酒粕入れ、酒をふりかけラップをして電子レンジ500Wで1分加熱し
よく混ぜて酒粕をやわらかくしてから、味噌を加える。
2アガベシロップを加えてさらによく混ぜて出来上がり。
野菜とチーズのみそ漬け
<材料>
お好みの野菜、プロセスチーズ、みそ床 各適量
<作り方>
1ラップにプロセスチーズを置き、みそ床を全体に塗り込む。
ラップできっちり包み冷蔵庫で一晩置く。
2パプリカ、レンコンは食べやすい大きさに切り、それぞれさっとゆでて粗熱をとる。
ラップにみそ床を広げ、パプリカ、レンコンを置きその上にみそ床を伸ばして、
きっちり包み冷蔵庫で一晩おく。
3アボカドはスライスし、ラップにみそみそ床を広げアボカドを置き、
その上にみそ床を伸ばしてきっちり包み冷蔵庫で一晩おく。
鶏むね肉のみそ漬け
<材料>
鶏むね肉1枚、アガベシロップ小さじ2、酒大さじ1、みそ床 適量
<作り方>
1鶏むね肉をビニール袋に入れアガベシロップ小さじ2、酒大さじ1を加えて
全体にもみこみ冷蔵庫で30分置く。
2鍋に湯をわかし、1を入れ蓋をして沸騰したら弱火で10分加熱し
火を止め1時間置いてから取り出す。
3みそ床を2の全体に塗り込み、ビニール袋に入れ空気を抜いて縛り、
冷蔵庫でひと晩置く。
アレンジ
<和風カオマンガイ>
1鶏のゆで汁でごはんを炊く。
2耐熱容器にみそ床大さじ1、麺つゆ大さじ1、水大さじ2を入れて良く混ぜ、
ラップをしてレンジ500Wで1分加熱してソースを作る。
3器に1のご飯をもりつけ、スライスした味噌漬けチキン、茹でたもやし、
三つ葉をトッピングする。
チキンに紫玉ねぎのみじん切り、すりごまをかけ、2のソースをかける。
<レシピ提供:柳瀬真澄>