まだまだ蒸し暑い日が続いています。
最近湿度が高い日などは熱帯雨林地域のようで、体もだるく感じられる事が多いと思います。
さて今月は今の季節にぴったり、疲労回復に効果的なお酢を使ったレシピ、
自家製ピクルスとピクルス液を使ったさっぱりスペアリブをご紹介いたします。
酢の中に含まれる酢酸は、疲労の原因となる血行の循環不良をおさえたり、疲労のもとになる乳酸を分解すると言われています。
さらに疲労回復効果を高めるためには、糖分と食酢を同時に摂取すると、 消耗されたグリコーゲンの生成が促進されて疲労回復が早くなるそうです。
ピクルスは欧米に古くからある酢を使った野菜の保存食で、西洋の漬物です。
また日本の漬物と異なる点は、漬け汁にさまざまな香辛料を使う点で、
ローリエ、シナモン、タイム、セージ、カルダモン、コリアンダー、唐辛子、コショウ、しょうが、
にんにく、オールスパイスなどたくさんの香辛料がもちいられます。
いろいろ試してオリジナルピクルスを作ってみてくださいね。
アガベで自家製ピクルス
<材料>
かぶ 2個
きゅうり 1本
みょうが 3本
パプリカ黄色 1個
カリフラワー 1/2株
セロリ 1/2本
プチトマト 赤、黄 各4個
ディル 2枝
●ピクルス液
酢 250ml
水 150ml
アガベシロップ 100g
ローリエ 1枚
ミックスペッパー 小さじ2
赤唐辛子輪切り 1本分
塩 小さじ2/3
<作り方>
1.かぶは茎を少々残し、皮をむいて4つ割り、きゅうりは塩をして板ずりし、
縦半分に切り4センチの長さに切る。パプリカ、セロリはひと口大の乱切り、
カリフラワーは小房に分ける。トマト、みょうがは楊枝で数か所穴をあける。
2.鍋にピクルス液の材料をすべて入れてひと煮たちしたら火を止め、あら熱をとる。
3.かぶ、パプリカ、カリフラワー、セロリは固めにさっと茹でる。
4.煮沸した容器にすべての野菜を詰め、2を注ぎ、蓋をして冷蔵庫で1晩~漬け込む。
※野菜はお好みで旬の野菜をつけて、季節を楽しんでください。
ピクルス液は野菜が全部浸かるように入れてください。
さっぱりスペアリブ ~残ったピクルス液を使って~
<材料>
スペアリブ 8本
にんにく (二つ割にして芽を取り包丁の腹でつぶす)1かけ
セロリのピクルスみじん切り 大さじ1
トマトペースト 大さじ1
A・・・ピクルス液 100ml、水 400ml、オイスターソース 大さじ1
塩・こしょう 適量
サラダ油 適量
<作り方>
1.スペアリブは水分をペーパーで拭き、塩、こしょうをして10分~置く。
2.お鍋を温め、サラダ油小さじ2を熱し、スペアリブの表面を色よく焼く。
3.スペアリブを端に寄せ、トマトペースト、セロリを加え、いい香りがするまで炒める。
4.3ににんにく、Aの調味料を加えひと混ぜしてから蓋をして火にかける。
沸騰したら弱火で60分煮る。
5.スペアリブを取り出し、にんにくをつぶしながらソースを煮詰める。
6.スペアリブを5に戻し、煮絡めて粗びきこしょうで味を調える。
7.器に6を盛りつけ。、ピクルス、ディルをつけあわせる。
<レシピ提供:柳瀬真澄>