早いもので今年もあと1週間で終わりですね。
クリスマスが終わるとおせちの準備の時期に入ります。
おせち料理は元旦から3日までの間は火や水の神様に感謝し、
炊事場で煮炊きしないように3日間日持ちする食材を
お重に詰めたもので、年末から準備しておきます。
またおせち料理は、新年を家族が健やかに過ごせるようにと願いを込め
縁起のよい語呂あわせをもつ食材を使い、福が幾重にも重なるよう
お重に詰めていきます。
今年最後のレシピはおせち料理に欠かせない
いくらの醤油漬けと紅白なますをご紹介します。
お砂糖やみりんを使わずアガベだけでコクと甘みをつけた
ヘルシーなおせち料理です。
おせちにいくらを入れるのは子孫繁栄を願って、
また紅白なますには材料に使われる大根と人参が土の中で
まっすぐに伸びていく姿から、地に足をつけ
家族が日々過ごせるようにと願う気持ちが込められています。
年末のおせち料理は、ぜひアガベシロップを使って作って
みてくださいね。
アガベでいくらの醤油漬け
<材料>
生すじこ・・・・450g
大根おろし・・・500g
A醤油 100ml、酒50ml
アガベシロップ 大さじ3
塩 適量
<作り方>
- すじこがかぶるように大根おろしをかけ、1時間おく。
2.鍋にAを入れ強火にかけ、沸騰したらそのままアルコールが飛ぶまで3分程度
沸騰を続け、アルコール臭が消えたら火を止める。
3.2にアガベシロップを入れて良く混ぜ、粗熱をとる。
4.すじこをスプーンなどを使い薄皮からはずす。
5.はずしたいくらを塩水につけ振り洗い、汚れと白いうす皮がなくなるまで
静かに流水で何度も洗う。
6.ザルに上げ水気を切り保存容器に入れ3の調味液を加え冷蔵庫で一晩寝せる
アガベで紅白なます
<材料>
大根400g→繊維に沿った薄切り、さらに斜めに千切り
人参80g→ 大根と同様。千切りは大根よりやや細めに切る。
塩小さじ1
甘酢・・・ゆずの絞り汁大2、煮切り酒30cc、アガベシロップ小4、
一番だし小2、酢大1.5
※煮切り酒・・・お鍋に酒を入れ加熱し、沸騰したらそのまま
アルコールが飛ぶまで加熱し、粗熱を取っておく
ゆずの皮の千切り適量
<作り方>
1.千切りした大根、にんじんをボウルに入れ塩をして20分~おく。
2.余分な水分が出たらさらしで包み水気をよく絞る。
3.混ぜ溶かしておいた甘酢に①をいれ均一に混ぜ合わせる。
<レシピ提供:柳瀬真澄>