今年も残すところあとわずかになりましたね。
クリスマスが終われば、街はいきなりお正月に模様替えです。
お正月といえば家庭でお節を手作りして頂く習慣もだんだん薄れてきている昨今ですが、
メインの縁起ものだけでも手作りしてお正月を迎えたいものですね。
今回はいつものお節を洋風にアレンジしてご紹介いたします。
お砂糖を沢山使うお節料理にはアガシロップが大活躍です。
短時間で味に深みとコクが出る上、GI値が低いので血糖値を気にしてお節を
控えている方にも安心して召し上がっていただけるのが嬉しいですね!
盛り付けは少しずつ器に盛り、和風タパス風に仕上げます。
今回のお正月はワインにもピッタリ、またお子さんにも喜ばれる
洋風お節で食卓を楽しく演出してみてください。
アーモンドごまめ・・・田作りは五穀豊穣を願うおせちに欠かせないもの
<材料>
ごまめ 50g
スライスアーモンド 20g
レーズン 40g
A・・・醤油大さじ1.5、アガベシロップ大さじ3
ラム酒小さじ1
<作り方>
1.ごまめは弱火でじっくり乾煎りする。
2.アーモンドはローストする。
3.鍋にAを入れ煮詰めたら、①②を入れ絡める。
4.仕上げにラム酒、レーズンを入れ少々加熱し火を止める。
5.皿にクッキングシートを敷き④を広げて冷ます。
りんごと栗のきんとん・・・栗きんとんは黄金色からお金を意味し豊かな1年を祈る
<材料>
さつまいも 正味300g
くちなし 1個
栗の甘露煮 10粒
りんご(紅玉)1/2個
A レモン汁、アガベシロップ、水
Bアガベシロップ50g、栗の甘露煮シロップ大さじ2、水50ml、酒大さじ2、塩少々
最中の皮
<作り方>
1.さつまいもは厚め皮をむき15分以上水にさらす。
2.栗は粗みじん切りにする。
3.りんごは皮つきのまま角切りにする。
4.鍋にさつまいも、かぶるぐらいの水、くちなしを入れ竹串がすっと通る硬さに茹でる。
5.4をザルにあけ熱いうちに裏ごしする。
6.3のりんんご、Aを鍋に入れ柔らかくなるまで煮る。
7.Bを鍋に入れ加熱し、沸騰したら2の栗を入れ、再沸騰したら栗を取り出す。
8.7に5のさつまいもを入れむらなく混ぜ、中火で加熱しぽってりとするまで練る。
9.6のリンゴ、7の栗と8のさつまいもを和え器に盛り、最中の皮を添える。
数の子なます・・・数の子は子孫繁栄としてお正月に欠かせない縁起もの
<材料>
大根 80g
にんじん 80g
数の子(塩抜きしたもの) 1本
ゆずの皮 適量
オリーブオイル 適量
A白ワインビネガー大さじ1、アガベシロップ大さじ1.5、柚子果汁 大さじ2、塩少々
<作り方>
1.大根、にんじんはそれぞれ千切りにする。ゆずの皮は千切りにて水にさらす。
2.かずのこは粗みじん切りにし、オリーブオイル(少々)であえておく。
3.フライパンにオリーブ油を温め、大根とにんじんを入れて炒め粗熱を取る。
4.3、2をボウルに入れAの調味料を加えてあえ、味を馴染ませる。
5.器に盛り、柚子の皮を散らす。
黒豆とカッテージチーズの白和え
・・・「まめ」は元気、丈夫を意味する言葉でまめに働く語呂あわせからお節にかかせない。黒い色から魔除けとしての意味もある。
<材料>
黒豆 60g
A・・・アガベシロップ50g、水400ml、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1/3
B・・・カッテージチーズ裏ごしタイプ80g、絹ごし豆腐80g、アガベシロップ小さじ2
<作り方>
1.Aの材料を鍋に入れ洗った黒豆を入れひと晩つけておく。
2.強火で加熱し沸騰したら弱火で4~5時間、煮汁がほとんどなくなるぐらいまで煮る。
3.Bに材料をフードプロセッサーにかけて和え衣を作る。
4.3を器に盛り、汁気を切った黒豆をのせる。食べる時に和える。
<レシピ提供:柳瀬真澄>