否定派医師への反論はまだまだ続きますが
気になった事件があるので、 そちらを先に書きます。
公園で男児を殺した犯人が、
母親だったなんて、あまりに悲しすぎます。
何が真相かわかりませんが・・・・
母親が苦しんでいた病とは何なのかわかりませんが・・・・
殺人犯を擁護するつもりも全くありませんが・・・・、
殺された男の子や、
殺してしまったお母さんや、
残された家族を思うと、
ここまで追い詰められる前に、
最悪の事態を回避するために、
何か手立てはなかったのかと、残念でなりません。
ともかく、こうなってしまった以上、
お母さんには病気を癒しながら、生きぬいて、
一生罪を償ってほしいと思います。
亡くなった男の子のご冥福をお祈りいたします。
報道で、
母に殺された男児が、
「情緒が不安定になりやすく、
ひとつのことに集中できない傾向があり、
授業を落ち着いて受けられないことから、
特別支援学級に入っていた。」
とか、
母親が
6月ごろから体調を崩していた。とか。
「手足に力が入らず、疲れやすく、
立ち上がるのも困難で、
自分が病気を抱えて将来を悲観して、
子供を殺して、自分も死ぬつもりだった。」とか
犯人の母親に接見した弁護士の
「 死にたい死にたいと言っている。
どうでもいいやと追い詰められて
犯行に及んだようだ」
などということを
新聞、テレビ報道などで伝え聞くと、
まさか、まさか、
このお母さんと息子さん、
過去に、
一緒に車に乗っていて、
追突事故などの交通事故になんかあって、
母子で遭っていないでしょうね?・・・・
まさかまさか、
脳脊髄液減少症なんていう、見えない怪我を
親子で負っていないでしょうね・・・・・? と
ついつい
考えてしまうのは、私だけでしょうか?
(私の体験では、脳脊髄液減少症でも
立ち上がり困難、
手足の脱力、
歩行障害、
慢性的な激しい疲労感、
全身に及ぶさまざまな痛み、
などの数々の体の症状。
うつ状態、
思考力低下、判断力低下、
情緒不安定、などの精神症状と、
感情のコントロールができないなどの、社会的行動障害や、
ひとつのことに集中できない注意障害などの高次脳機能障害がでます。)
とても、人事とは思えません。
その後の調べで
「病気のお母さんなんていらない」と言われたのが
殺害の動機とか・・・・
わずか6歳の子供のいう言葉です。
そこは、こらえてほしかった・・・・・・
でも、こらえきれない精神状態まで、
すでに追い詰められていたんだろうなぁ・・・
ただただ、やりきれません・・・。
さらに追加・・・・
↑脳脊髄液減少症のお母さんも授業参観なんか行けません。
症状は個人差がありますが、
立位、座位で症状が悪化する状態の患者さんは
自力で車を運転したり、電車に乗ったり、
バスに乗ったり、徒歩で行ったりと、
どの方法でも、学校までまず一人でいけないし、
たとえ、行けても、
1時間も授業を後ろで立って、見続けることができません。
立位の時間経過とともに、呼吸困難や痛みやシビレや
脱力や心臓の圧迫感や動機などさまざまな症状がだんだんと出てきて、
苦しくて、最後まで立ち続けることができないはずです。
しかも、見た目病人に見えません。
その上、調子のいい時はスタスタ歩けたりします。
周囲に理解されるはずがありません。
とても残酷な見えない怪我なのです。
本当に人事とは思えません。
(この際、以前からなかなか書けなかったことをついでにお伝えしますが、
人によって、座位や立位になってからも
数時間症状が悪化しない人もいます。
私も日により、また、回復するにつれ、だんだんと
立位から苦しくなるまでの時間が、5分から、1時間、3時間、6時間とだんだんと延びてきました。
この事実は国際頭痛学会の、
「立位から15分以内で悪化する」という診断基準では、
15分以内にかっきり症状が悪化しない患者は、
みな「異常なし」にされてしまいます。
だから、この診断基準は事実を把握していないと
私は思います。・・・・・・余談でした。)