脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

9月1日のニュースキャスターを見て(慢性疲労症候群との類似性)

2012年09月05日 | つぶやき

先日の

9月1日の夜遅くの、ニュースキャスターで

脳脊髄液減少症の実態について、語ってくださった患者さん二人に、

心から感謝申し上げます。

 

いろいろな思いがわき立ち、

見た感想は、少しずつ書いていきたいと思います。

 

私が嬉しかったのは、

発症から診断まで20年かかったのに、治療で現在では社会復帰された方が

出てくださったことです。

希望が持てました。

 

それに、20年も髄液漏れを見逃され、長く放置されて、その間、

病の症状のほかに、周囲にわかってもらえないことで、

心傷ついてきた人は、私以外にもいて、ひとりじゃないと思えました。

 

ありがとうございます。

まだまだ、日本中に、累積した、隠れ髄液漏れ患者がいるはずです。

10年20年見逃され、不登校、ひきこもり、精神障害、認知症、心身症などと、

周囲に間違った認識をされ、方向違いの治療や支援をされている人たちがいるはずです。

 

そのことは、長く放置されてきた人間にしか、気づけないかもしれないから、

私も、働けなくとも、きっと今より治って、元気になったら、

趣味や資格の所得などに積極的に挑戦して、それができるようになったら、

その姿を伝えたいと思いました。

それでまた、希望を持ってくれる人がいるかもしれないから。

 

それまでに、年とってしまって、今度は老化で、ヨボヨボになってしまって、

どこが回復したのかわからなくなってしまうかもしれませんが。

 

番組の取材に応じてくださった30代の患者さんが、小学生のころ

髄液漏れを発症したころからよく大人たちに訴えていた言葉が、

「重力が重い」だと言っていました。

 

小学生にしては、ものすごく的確な表現だと思いました。

 

そう、そうなんです。

健康な時には、重力なんて意識せず、感じられもしないで普通にしていられた体が、

急に、

重力に耐えられなくなる重い体になる。

本当にそうなんです。

重くて、だるくて、しんどくて、自分の体の存在とその重みだけで疲れてしまう感じ。

まさに、慢性疲労症候群のような、激しい疲労感です。

 

脳脊髄液減少症の人体に引き起こされる、

恐ろしいまでの体の重さ、だるさ、

過度の倦怠感、

ものすごいしんどさは、なんと表現していいか、大人でも難しいものです。

精いっぱいの表現をしても、その元気そうな外見から、

医師にもなかなか理解されないものです。

 

「重力が重い」

まさにその通りで、顔負けの表現です。

 

それでも、大人や医師にはつたわらなかったのでしょう。

一般的な検査ではその訴えの症状を裏付ける原因が見つからないから。

 

医師が医学部で学んできた病態の知識の中に、それがなかったり、

今ある検査方法では異常が見つけられないというだけで、

今度は、患者の訴えそのものが疑われるのです。

 

嘘を言っているのではないか?

仮病なのではないか?

精神的なものが原因で、架空の症状なのではないか?と。

(こどもの脳脊髄液減少症が、いかに精神的な不登校に誤解されかねないかは、

秋田書店の女性向け漫画雑誌「フォアミセス8月号掲載」の「なまけ病と呼ばれて」

ぜひ、お読みください。

 

患者さんが話されていた、

「重力が重い、

頭も痛いし、気持ちも悪いとか、めまいがするとか、

全部それも含めて、

その上に、体が重すぎて、とにかく起き上がれない。」ということばは

本当にその通りです。

 

脳脊髄液減少症患者の特徴をみごとに言いきってくださいましたね。

 

しかも、番組で画面にその言葉が字幕で出た配慮はとてもよかったと思いました。

だって、耳の聞こえない人たちにも、髄液漏れの潜在患者さんがいるかもしれないので。

 

耳の聞こえない人たち、目の見えない人たちが、もし、髄液漏れになったら、

健常者が髄液漏れになった時よりもっともっともっと、

脳脊髄液減少症の情報が得られにくく、

自分の症状の原因が、脳脊髄液漏れで、治療で回復可能だと気づけないと思ったから。

 番組担当者の細やかな心配りに感謝いたします。

「できるだけ多くの人に、脳脊髄液減少症について伝えたい、

この番組をきっかけに、早期発見につないでもらいたい。」という製作者の気持ちが

見ている方にも伝わってくるような放送でした。

 

 

「体が重すぎて起き上がれない」、ということは、つまり、

すわっている姿勢や、

立っている姿勢をしていると、しんどくて、長くその姿勢を保つことができないってことです。

 

できないとどうなるか?

横になるしかないんです。

 

この30代の髄液漏れの患者さんのお話を、

もし、慢性疲労症候群の患者さんが聞いたら、

「ああ、自分の症状と似ている。」と思わないのだろうか?と思いました。

 

慢性疲労症候群と診断されている患者さんたちの中に、

「自分が普通の車いすでは長く座っていられず、

リクライニングやフラットになる車いすでなければ、

体がつらくて移動にも振動にも耐えられないのは、

髄液漏れによって、脳が下がることが原因ではないのか?」と

今の主治医の診断に疑問を持つ人は、本当にひとりもいないのだろうか?

 

横になると少し楽になるのは、

髄液漏れの脳が、横になることで、髄液が少し頭にまわり、だから楽になるのではないか?」と

目からうろこの発想を持って、自分の症状、状態を分析する患者さんは、

本当に一人もいないのだろうか?

 

「私のこの症状は一度も脳脊髄液減少症の専門医に相談していないのだから、

一度相談し、検査を受けてみたい。」と思い立ち、

実行に移す人はいないのだろうか?

 

もし、

これから、

今まで慢性疲労症候群と診断されていたが、

脳脊髄液減少症の専門医に相談し、髄液漏れがあるかどうかの検査してみたら、実は髄液が漏れていて、ブラッドパッチ治療で回復したという人たちがどんどんでてきたら、

今まで、「原因不明、治療法もなし」で 対症療法しかなかった人たちの中に、

回復して、社会復帰する人たちが続出してくるかもしれません。

 

そうなった時、はじめて、

慢性疲労症候群や、線維筋痛症と、髄液漏れとの関係が、

いまよりもっともっと明らかになってくると思います。

 

それにしても、なんで、今から数十年も前の大昔に、

当時のその状態の患者に、外国でつけられた「慢性疲労症候群」という病名にいつまでもこだわるのでしょうか?

当時としては、「髄液漏れでの激しい疲労感の出現」なんて発想は

ない時代だったから、

当時の苦肉の策の病名だった可能性もあるのに。

 

もし、今まで一度も髄液漏れについて調べていないなら、ぜひ、専門医を受診してみてほしいです。

 

医学は日々進歩しており、

脳脊髄液減少症に関しては、

アメリカよりも、日本が進んでいる。最新の視点で見たら、

別の原因が見えてくることもあるのだから。

つい最近、アメリカの医療ドラマにも「慢性疲労症候群」という病名が登場してきて驚いたが、

アメリカでも、

脳脊髄液減少症よりも、何十年も先に「慢性疲労症候群」という病名が広まっていたようです。

 

しかし、現在も充分に、「脳脊髄液減少症」については、アメリカ社会にもアメリカ医学界にも広くは認知されていないはずです。

だって、アメリカから、日本にまで、脳脊髄液減少症の治療を受けにくる患者がいるくらいだから。

アメリカで、髄液漏れの診断も治療も日本より普及していたら、

わざわざアメリカから日本まで診断治療にくる必要はないでしょう?

 

日本がアメリカよりも、脳脊髄液減少症の治療や研究では進んでいるはずです。

だとしたら、

当時も今も、アメリカ髄液漏れ患者に、「慢性疲労症候群」の病名がつけられている可能性は高いと思います。

 

髄液漏れ、髄液圧低下の私がまさに「重力が重い」体そのものでした。

 

髄液が漏れて減っている脳は、重力に耐えられない脳や体を、

「体が重い、だるい、重力が重い」という表現で、私たちに感じさせるようです。

 

 

日本疲労学会が作った、朝日新聞の記事の

慢性疲労症候群とされている指針のうち、

私は、「首のリンパ節の腫れ」以外、ほぼ全部あてはまります。

 

この記事のコメント欄に書き込まれている方も、

慢性疲労症候群の症状が全部当てはまり、きっかけは、交通事故だと書いてあります。

でも、交通事故後の微熱、痛み、どんどんひどくなる、ことから考えても、

慢性疲労症候群を疑う前に、まず脳脊髄液減少症を疑うべきなのに、全く疑っている様子がありません。

 

慢性疲労症候群の症状にあてはまるため、

「もしかして慢性疲労症候群かも?」とは考えても、

治療可能な「脳脊髄液減少症の可能性」にはまだ気づいていないようです。

 

日本疲労学会も、そろそろ、脳脊髄液減少症を無視しないでいただきたい。

 

髄液漏れが引き起こす、

激しい倦怠感、「重力を感じるほどの、自分の体の重さ、しんどさ」

「ちょっと動いただけで、日常生活も困難になるほどの、何日も、何カ月も続く、

普通の疲労とはまったく違う、髄液漏れで起こるものすごい信じられないほどの疲労感」を

見て見ぬふりしていないで、直視してほしい。

 

「もし、自分たちが慢性疲労症候群と診断した患者が、髄液漏れだったら、

誤診したことになるから、なるべく脳脊髄液減少症にはあまりかかわりたくない、知りたくもない」のかもしれないけど、

そんなこと、医師なら言っていちゃだめでしょ?

 

患者が治るために、医師がいるんでしょ?

だったら、少しでもあやしいと思ったら、脳脊髄液減少症も疑って、専門医の壁を越えて、

勇気を持って、患者を脳脊髄液減少症専門医に紹介してくれなきゃ。

患者を自分の範ちゅうに抱えこまないで。

これは、慢性疲労症候群の専門医に限らず、

脳過敏症の専門医にも、片頭痛の専門医にも、頭痛外来の専門医にも、

線維筋痛症の専門医にも言えることだけど。

どんな医師の頭にも、徹底的に、「髄液漏れの特徴」を叩きこんでほしい。

大学で学んでこなかった、髄液漏れの患者の特徴は、髄液漏れの患者たちや、髄液漏れの患者をたくさん診てきた医師しかしらないから、

「自分で自ら脳脊髄液減少症に興味関心を持って、情報収集し、勉強するか、しないか」で

その医師の、髄液漏れに関する知識の量は変わってくるはず。

 

脳外科医だろうと、神経内科医だろうと、脊髄脊椎の専門医だろうと、

髄液漏れ患者の声や、髄液漏れ患者を数多く診ている医師と接触がない医師には、

正しい脳脊髄液減少症の最新の知識をたくさん持っているとは限らない。

 

とにかく、専門の枠を超えて、

どんな医師にも、頭の片隅に、「髄液漏れの患者の症状の特徴」を叩きこんで、

少しでもあやしい患者がいたら、一度は、疑い、専門医を紹介する医療連携体制を築いてほしいと思う。

 

さらに、

至急、日本疲労学会の学会員の代表の誰かが、

厚生労働省の、脳脊髄液減少症の研究班に加わって、

共に研究していただきたい。

 

学者あ医師のプライドもなにもかなぐり捨てて、純粋に一人の医師として、あるいは親として、

愛する家族がいる人間として、

長い目で見て、

世界中の人類の「髄液漏れ」患者の早期発見早期救済のために、共に

脳脊髄液減少症の研究をしてほしい。 

お願いします。

 

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スギちゃん、「髄液漏れ」は大丈夫?

2012年09月03日 | つぶやき

「ワイルドだぜぇ~」のギャクの

スギちゃんが

テレビ朝日の番組の収録で

高さ10メートルの飛び込み台からプールに飛び込み、

第12腰椎破裂骨折の

全治3カ月の重傷を負ったそうだ。

新聞記事

 スポーツ報知記事

普通、姿勢をまっすぐにし、足からプールに着水するところ、

体が九の字にまがり、水面に尻もちをつくような姿勢になり、

足からではなく、

腰から着水したようだ。

 

尻もちで、脳脊髄液減少症になった人もいるし、(詳しくはこちらの動画で)

腰からの着水での衝撃でだって、

髄液漏れが発症する可能性はゼロではないはずだ。

 

 

条件が悪いと、着水時の人体への衝撃は

体重の7倍から8倍の衝撃がかかるそうだ。

スギちゃんの体重は83キロ

600キロ近い衝撃が加わった可能性も高い。

 

大阪府済生会富田林病院の整形外科の山岡信行医師も、

第12胸椎破裂骨折は、

「交通事故」や

「屋根から転落」などの事故でも起こると言っていた。

 

交通事故や、転落事故での人体への衝撃は、脳脊髄液減少症の発症原因の主なものでもある。

 

脳脊髄液減少症の原因は、人体への何らかの衝撃だ。

だとしたら、

衝撃を受ける原因が、交通事故であろうとなかろうと、

転倒だろうと、尻もちだろうと、

着水の失敗での激しい衝撃だろうと、

髄液漏れの原因になりうると思う。

 

心配なのは、

入院した病院で、担当医が、脳脊髄液減少症に疎い整形外科医なら、

髄液漏れの可能性を見逃されるかもしれないということだ。

 

 

でも、しばらくの間は、絶対安静らしいから、それはそれで安心だ。

髄液漏れがあったとしても、絶対安静で自然治癒が望めるかもしれない。

 

もしかしたら、過去に、プールでの飛び込みでの髄液漏れの発症例もあるかもしれないが、

もしかして、衝撃を受けた直後は、大丈夫であっても、その後髄液漏れが続くことによって、

私のように、

じわじわ症状が出てくるために、

症状と原因とが、なかなか結び付かない人もいたかもしれない。

 

今回、スギちゃんはあくまで、X線検査でわかる「第12胸椎破裂骨折」という病名で

入院中だが、

これを機会に私は、

 今回事故の起きた、千葉県習志野市の千葉県国際総合水泳場の関係者にも、

日本水泳連盟にも、

全国の飛び込みプールの関係者にも、

 

今後、高所からのプール飛び込みなどで

骨折や頭を打つなどの、認知された怪我の他に、

「髄液漏れ」という見えない怪我の可能性もきちんと認識してほしいと思う。

 

あと、先日

市川染五郎さんが公演中に

3メートル下にさがっていた奈落(舞台下の地下)に転落して、救急搬送されたって報道の時も

同じように、「髄液漏れ」を見逃されやしないか?と思った。

 

だって、診断は右側頭部と背中の打撲だっていうから。

本当に打撲だけ???

現場は血の海だと、幸四郎さんもテレビで話していたし。

鼻からも血が出ていたというし。

 

検査は一般的な脳や背中のMRIやCTだけなんじゃない?


髄液漏れだけは今後見逃さないでほしい。

私みたいに。

脳脊髄液減少症は、病名は難病みたいで、

一見自分には関係ないと思うかもしれないけれど、

誰にでも、転倒、転落、交通事故、スポーツ事故など、

「人体に、衝撃を受けるような事故」で起こりうる、

身近な病だ。

 

身近な怪我、身近な病、だと、多くの人たちが早く早く認識してほしい。

症状はありふれていても、見逃されると怖い疾患であることも認識してほしい。

早期発見、早期治療で、きれいに完治することもある、

治療可能な病であることも知ってほしい。

 

ただ、情報が少ないために、そうだと気づけないし、

事故から、次第にじわじわと症状が出てくる場合には、症状と事故とが記憶の中で結びつかないことがある。

そういった場合、症状ごとに、方向違いの医師を受診してしまい、その原因が

脳脊髄液減少症だと気づず、脳脊髄液減少症の専門医にたどりつけないまま、

どんどん真相の原因から離れていき、何年も放置されていく。

 

原因不明の全身の痛み、原因不明の激しい倦怠感で日常生活も困難なほどの

症状に苦しむ方も、

交通事故の記憶がなくとも、過去の何らかの衝撃で、髄液が漏れて

そういう症状が出ているかもしれない。

現に私がそうだった。

 

必ずしも、今までの主治医が、

脳脊髄液減少症の可能性に気づいてくれるとは限らない。

 

その先生が、髄液漏れについて、深く深く最新知識を勉強して持っているとは限らない。

 

「髄液漏れ?歩いてここに来れる、こうして座っていられるあなたがそんなわけないじゃないか」

と詳しい専門的な脳脊髄液漏れかどうかの検査もしないで、

安易に髄液漏れの可能性を否定する医師がいる。

そういう医師の言葉をうのみにしてはいけない。

 

自分で、情報を集めてほしい。

そして、自分の頭で考えてほしい。

自分の過去の状況、症状の経過、症状の種類、症状の特徴をすべて調べて

自分と類似点がないか、徹底的に調べあげて考えてほしい。

そして、

少しでも「怪しい」と思ったら、行動を起こす勇気を持ってほしい。

 

具体的には、今までの医師以外の髄液漏れに詳しい医師を探しあてて、相談してみること。

その後も

自分の体を人任せにせず、自分で自分を救うべく、

既成概念や、今までの主治医の意見ばかりにこだわらず、

自分の頭で考え、進むべき道を探ること。

 

とにかく、

くれぐれも「医師の脳脊髄液減少症の見逃し」にご注意ください。

だって、髄液漏れは、治るのですから。

 

主治医は、あなた以外に何百人の患者を相手にしているのです。

あなたの体は、本来、あなたの今までの症状も

あなたの方が詳しい。

いくら医師だからといって、すべての判断を人任せにしては

症状の真相にたどりつけないこともある。

私もそうだったから。

私は自分で「髄液漏れじゃないか?」と気づいた。

当時の主治医の嘲笑を受け、その医師を去った。

 

調べて調べて、

自分の力で、今の主治医にたどりついた。

 

あなたが「脳脊髄液減少症に症状が似ている」と思ったら、

患者会に入って詳しい情報をもらうなり、

自分で情報を集めるなり、

先輩患者にネットで聞くなり、

徹底的に情報を集めてほしい。

 

一人で考えているより、経験と情報をたくさんもった人に聞く方が早いこともある。

医師がすべて病気に詳しいわけではない、むしろ、経験者の患者の方が

現状打破のための情報を持っていることもあるのだから。

ひとりより、多くの人とつながったほうが、より多くの情報が入ってくるにきまっている。

 

怪しいとおもったら、

検査も治療も恐れず、

前進あるのみ。

なお、 

昨日の記事も参考にしてほしい。

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脳脊髄液減少症は、全身に痛みのでる病でもあります。

2012年09月02日 | つぶやき

脳脊髄液減少症の病院さがしは、こちらの記事を参考にしてください。

 なお、脳脊髄液減少症の先進医療に関する情報は

厚生労働省のホームページのこちらの63番目の「硬膜外自家血注入療法」というところをご覧ください。

それが、ブラッドパッチが先進医療で受けられる病院です。

 

原因不明の症状に潜む、脳脊髄液減少症

漫画家 まつもと泉さんのブログ記事

 

高橋先生のブログから。

山王病院 脳神経外科はこちら

昨夜のTBS情報7daysニュースキャスター での脳脊髄液減少症の報道については

患者みんなで、TBSに感想やお礼や意見を送りましょう。

ご意見はこちら

 

 さて、話は変わるが、

この女子医学生

本当に線維筋痛症なんだろうか?

 

脳脊髄液減少症だって、全身に痛みが出ること、

たぶん、医学部の学生であっても、大学でも習わないと思う。

 

だって、脳脊髄液減少症の詳しい症状については、

医学の教科書にも書かれていないはずだから。

 

もし、髄液漏れでの全身の激痛なら、いくら麻酔薬で痛みをブロックしていても、

根本解決にはならないのに。

映像に出てくる線維筋痛症の駆け込み寺と言われている整形外科の医師は、

「どんな検査をしてもわからない」と言っているけれど、

 

その検査の中に、

脳脊髄液減少症の専門医による画像検査などが含まれているのだろうか?

おそらく、脳脊髄液減少症の専門医による、RI検査など、行っていないんじゃないだろうか?

 

もし、そうなら、

脳脊髄液減少症が見逃されている可能性もある。

 

線維筋痛症がもし本当に200万人もいるのなら、

交通事故やスポーツ事故で、誰にでも起こりうる脳脊髄液減少症は

線維筋痛症や、慢性疲労症候群と誤診された患者も現実にいたことを考えても、

数百万人が潜在しているんじゃないか?と思う。

 

関連過去記事はこちら

 

私が経験した、脳脊髄液減少症は、症状がとにかく多彩です。

 

慢性疲労症候群にも、線維筋痛症にも、とにかくいろんな病にそっくりな症状がでます。

その症状の多彩さゆえに、人により症状も違うために、

自分の原因不明の症状が、脳脊髄液減少症が原因で起きている症状だと、

多くの患者も医師も気づけないのではないかと思います。

 

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9月1日のテレビ放送予定のおしらせ

2012年09月01日 | 情報

本日

9月1日、(土曜日)

TBSテレビ、

夜10時からの

情報7days ニュースキャスター」の中で

脳脊髄液減少症の特集が

放送される予定のようです。

番組ホームページには

 放送予定の内容として、

 

特集 脳脊髄液減少症とはどんな病気なのか?様々な問題とは?

と書いてあります。

はたして、

脳脊髄液減少症について、的確なわかりやすい説明があるのか?

7月5日放送の、フジテレビスーパーニュース以上の

わかりやすい説明はあるのか?

 

期待したいところですが、

あまり期待しないで見てみます。

 

 

今、私が

自分の体験から感じてきた「問題点」を

思いつく範囲で、様々な問題点の一部を書きだしてみる。

 

ごく一部の人の難病なんかではなく、誰にでも明日にでも、事故で起こりうるものだってこと。

 

経験したことのないような慢性的な疲れ、だるさ、倦怠感のほか、

触れただけで激痛が起こるような、

まるで、「原因不明の難病」みたいな症状が起こるってこと。

 

起立性頭痛が一切なくて、

体の痛みとか、胃のムカムカや吐き気とか、

全身の倦怠感が激しいなど、

他の症状が、強い患者もいるって事実。

それらの症状が、体を起こしているとひどくなり、

横になるとやや楽になる、「起立性」の症状も現実にはあるってこと。

それなのに、

厚生労働省の脳脊髄液減少症の研究班が、

「起立性頭痛」を「脳脊髄液減少症」の絶対条件みたいな診断基準をつくってしまったこと。

 

そもそも、厚生労働省の脳脊髄液減少症の研究班には、

損保側の立場で意見する医師が存在したこと。

 

そもそも、厚生労働省の脳脊髄液減少症の研究班のメンバーは

発足当時、大多数が、

脳脊髄液減少症の臨床経験豊富とは言えない医師で大半が占められ、

そのために、

患者救済を優先にした、診断基準の作成が遅れたと思われること。

一日千秋の思いで、診断基準を待っていた患者を、当初の約束の3年を目いっぱい待たせたあげく、

さらに延長するようなむごい仕打ちをしたこと。

 

症状のあまりのつらさに、自殺した患者も複数存在すること。

 

もっと早く、社会がこの問題に目を向け、

患者救済のために動いてくれたなら、死なずに済んだ命もあったかもしれないこと。

 

 

症状が似た症状の別の病の専門医も、まだまだ脳脊髄液減少症については、

現状を把握しているとは言えないこと。

 

つまり、本来、除外診断すべき脳脊髄液減少症の、

詳しい検査の上での専門医による判断での除外診断が行われていない患者が大勢

「髄液漏れ」を見逃されている可能性もあること。

 

誰にでも起こりうるような、ありふれた、うつ、気力の低下、性欲の低下、めまい、頭痛、微熱、倦怠感、不眠、寝ても寝ても眠い、

など、さまざまな、原因不明の不定愁訴症状の影に隠れている可能性があるってこと。

 

原因は髄液漏れなのに、素人の患者はそんなことには気づけないから、

さまざまな症状が出ると、その症状ごとに、

眼科、耳鼻科、神経内科、精神科と受診してしまい、

まさか自分の症状が脳脊髄液漏れが原因で起きていて、

受診相談すべきは、脳脊髄液減少症の専門医だとは患者はなかなか思えないこと。

 

仕事が続かない、ひきこもりがちだという人たちの中にも、いる可能性があること。

 

医師に「ストレスのせいでしょう」とか「年のせいでしょう」「精神的な病のせいでしょう」などと

診断されかねない、ありふれた症状の影に、潜んでいる可能性があるってこと。

 

それに、さまざまな問題点って、どれだけ、真実がテレビで公表されるのか?

 

交通事故の後遺症として、認められては困る損害保険会社の人たちが、

医師を巻き込んでこぞって、

私たち、交通事故での脳脊髄液減少症患者の訴えを、叩きつぶそうとやっきになってきたこと。

 

訴えても訴えても、バカにしたり、相手にしてくれなかったり、と無関心だった、周囲の医師たちや、行政の担当者たち。

 

症状が日替わりで変化したり、時間経過で変化したりするために、仮病や気の持ちようや、

精神的なものと周囲や家族にまで誤解されること。

 

高次脳機能障害でのことを、その人のせいにされて、誤解されること。

 

症状が出たり消えたりするために、

症状悪化時に、なんとか近所の医師に助けてもらおうとしても、

見た目元気そうなため、なかなか近所の医師にも症状の苦しさがわかってもらえないこと。

 

髄液漏れがあるのかどうかを、正しく検査し、診断し、治療できる医師が、あまりにも少ないこと。

核医学検査装置や、高性能のMRIなど、ある程度検査機器がそろった病院の医師で、

しかも、髄液漏れに関心深く、何年も研鑽を積んでいる医師が、

あまりにも少ないこと。

 

そのため、一時初診の予約待ち、2年待ちという事態も起こっていた病院もあったこと。

専門医の数が少なく、病院が遠いと、そこへ通うのにも、お金も時間も体力も、家族の協力も必要で、

すべてをクリアした患者でないと、通院を続けることさえ難しいこと。

症状の苦しさと、周囲の無理解と、家族の無理解と、働けないのに十分に支援が得られない上、

検査治療費に、健康保険がきかず、全額自費の時代がつい最近まで続いていて、

その上、損害保険会社には、

保険金目当ての詐欺師扱いされる患者たちもいたこと。

 

温かく家族や配偶者に支えられて、働かずとも、病人として、安心して療養生活できる患者ばかりではないこと。

家族や配偶者にも、症状のつらさがわかってもらえず、離婚になったり、家族との間に取り返しのつかない溝ができる人がいること。

孤独な患者は、精神的にも肉体的にも、経済的にも、追いつめられやすいこと。

働けないから、生活保護を受けたくても、高額の自費の治療を受けられた人には、生活保護の需給は認められないと突き放された人もいること。

不登校だと思われていたこどもたちに、実は髄液漏れが原因で、だるくて、体がつらくて、頭が痛くて、行けない状態にあった子たちがいたこと。

保護者にも、先生にも、まだまだ髄液漏れについて、知識が普及していないこと。

内科系の医師にも、髄液漏れの症状の詳細や、専門医がどこにいるかの情報が知れ渡っていないこと。

物忘れ、記憶障害、など、高齢者の認知症みたいな状態に、

髄液漏れでもなることが、あまりにも知れ渡っていないこと。

 

脳脊髄液減少症のパニック発作様症状や、うつ病みたいな症状や、不安、不眠、過眠、高次脳機能障、など、人の精神状態にかかわる症状について、

精神科医師、心療内科医師にもあまり知られていないこと。

 

まだまだあるけど。

このへんで。

 

 

 

 

 

 

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