以前から行きたかった奥多摩の奥集落から浅間尾根を登り
石尾根に向かうコース。
晩秋の一日、やっと歩くことができました。
奥多摩方面から青梅街道を峰谷橋(みねだにばし)の手前を右折して
峰谷の集落を通り、九十九折の道を登って行くと奥集落に至ります。
更に、ダートなった道を少し進むと、登山口に到着です。
5~6台位は広くなった路肩に止められそうです。
ダートもゆっくり進めば、普通車でも大丈夫そうです。
奥集落は、標高900mを超える天空の地です。
鴨沢からのコースと違い、マイナーですが、登山口から
すでに素晴らしい展望に恵まれていて、石尾根に登る最短ルートです。
晩秋の一日、集落を下から歩いても素晴らしいと思います。
朝は冷え込んだおかげで、車を止めた周辺では、氷の花シモバシラを
見ることができました。
標高が高いので、昨日タイヤを交換してきましたが、道はまだ
心配ありませんでした。
ただ、最後のダートの道にはガードレールがないので、これからは
注意が必要です。
7時10分、出発。
トラバースぎみに登ると、浅間神社の鳥居をくぐり
ここから尾根のスタートです。
神社を過ぎ、檜の植林を登って行くと、カラマツの植林と
交わるようになり、すぐに明るい自然林の尾根を登るようになります。
ミズナラを主体とした美しい森です。
すでに落葉していて紅葉には残念でしたが、明るい落ち葉の道を
楽しく登ることができました。
鴨沢からのルートは、最初暗い植林帯が長いのですが、このルートは
とても明るい自然林の中を登るコースで、振り返ると、木々の間から
富士山を見ることができます。
ゆっくり歩いて2時間位で、避難小屋のある石尾根に到着です。
エッ、もう着いた!・・・そんな感じでした。
手前にある水場も使えました。
さて、これから広くて見晴最高の石尾根縦走です。
右手に登ると、鷹ノ巣山はすぐです。
私は左、七つ石、雲取山方面へ!
やっと、晴れに恵まれました!
この眩しい青空、久しぶりです。
風も弱く、縦走日和。
気温は、日中5~6度です。
千本ツツジあたりで、休憩。
朝スタートの時は、雲取山まで・・・と思っていましたが
ちょっと時間的に厳しい感じですので、七ツ石山までにしようかな・・・
七ツ石山到着。
やっぱり遠い雲取山。
まだお昼前ですが、ここで戻ることにしましょう。
七ツ石の手前までは、高低差のない巻き道もありますが
ゆるゆると空を眺めながら、尾根道を戻ります。



ガガイモの種かな・・・
下りてきました。
石尾根では、7名の登山者に会いましたが、ここ奥集落からは
貸し切りでした。
時間の過ぎることを忘れてしまう一日でした。
急登もなく、危険な個所もなし。
晩秋の晴れた日、青空と静かな縦走を堪能できるコースです。
11月20日