コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

 コセリバオウレンが咲き始めて・・・ 房総探索

2015-02-11 18:30:17 | 登山


今日は最強寒波の影響で房総でも内陸部は冷え込んで、
先週の丹沢より寒い感じがしました。
おまけに夜中に少し積雪もあり、沢に下りると冷蔵庫の中にいるような寒さでした。



























こんなに寒い沢沿いですけど、苔やシダの緑が美しく、沢沿いは植物観察の宝庫です。




















アケボノシュスランがアチコチに群落をつくり、シュスランは
点々と一株づつ見つかります。
サツマイナモリも多く見つかりましたが、蕾が固そうでした。







































何カ所も倒木帯を通り抜けて行きますが、岩や法面が凍っていたりして、
これ以上進むのは、今日は何だか、ちょっと気が引けてきちゃいました。(-。ー)

常緑の森ですが、太陽の日差しが少しでも届く尾根が、何だか今日は恋しくなりました。
急な法面を這いつくばって登り尾根へ脱出。















        


























尾根を通り抜ける冷たい風が、登りで汗ばん体を冷やして心地いい!
オニシバリも咲いて、春の気分イッパイです。

そろそろ房総では、コセリバオウレンも咲き始めたと思うので
午後は尾根中心に、少し湿り気のある北側斜面などを歩きながら探して見ることに・・・
















北側の斜面に回り込むと尾根上ですが、ツララも下がりヒンヤリした空気に変わりました。
けど、コセリバオウレンって、こんな法面や薄暗い杉林の林床が好きなんですよね。

小さな花ですので、法面に目をやりながら、ゆっくり歩いていると
湿り気のある法面には、シダや苔に混じって、小さなシュスランが点々と
隠れるようにいるのが見えてきました。














立ち止まりながら少し目線を変えて見ると・・・・・

咲いていました!   房総では初めて見るコセリバオウレンです。
それにしても小さくて可愛らしいです。











郷里の岐阜では、数倍大きいセリバオウレンが杉林の林床を白く埋め尽くすくらい群落を
つくるのに、こちらは、一株だけですね。














少し目が慣れてくると
これから咲き始める株も周辺に点々と見つかりました。
時期としては、まだ咲き始めたばかりのようです。














その後も、同じような所に点々と一株づつ咲いていました。
























周辺には、サツマイナモリの群落もあり、こちらは蕾も膨らんでいて、今月中には咲き始める感じです。









コセリバオウレンも、そのころが満開かもしれませんね。




2月10日









コメント (2)
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