コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

富士山へ    その2

2015-10-08 03:45:31 | 登山




火口をほぼ一回り
御殿場口ルートの下り口が見えてきました。
帰りは御殿場口ルートから宝永山経由で帰ろうと思います。








富士宮口ルートと比べて、途中から礫、砂が多い道で
足場に気を使わなくても、足を前に出して行けば自然と下りて行くような
感じで膝に優しいルートです。
ブル道もあるので、こちらから行きます。
影が長くなってきました。









宝永山の火口分岐に着きました。馬の背と呼ばれる所です。
宝永山の山頂はこの先の少し小高い所です。
帰り道は、ここから右に火口の底まで下りて反対側の火口壁を登って行きます。








このあたりが、雲海と空との境になっていそうですね。
ここで待っていれば、沈む夕日も見られるかもしれないので
ブラブラしながら遊んで待っていようかと・・・・・

宝永火山の火口壁は、ゴジラの背中のような岩場もあり荒々しい雰囲気で迫力があります。







雲がだんだんと上がってくる。
良く見るとブロッケン現象が見えてきました。







やがてガスに包まれてくると、ブロッケンが鮮明に・・・・








雲が再び下がっていくと山影の線が雲海に見えるようになりました。
だいぶ日が落ちてきました。 しばらくするとまた雲が上がってきてブロッケンが見えて・・・
雲が下りると視界が広がる・・・・・それを繰り返しています。













しかし、だんだんと雲が上がってきて、真っ白になる時間が増えてきました。
もう少し上の七合目まで再び登れば、美しい夕日も見えるかもしれませんが、
また登り返すのは・・・・ちょっと辛いし (--;
しかも、その後暗くなってから雲が上ってきてガスの中を下りるのは、ヘッデンの光がガスに反射して
視界がほとんどゼロになり、GPSを見ながら下りなければならないのは安全とはいえません。
今回は夕日を見るのは諦めて帰ることにします。














真っ白な火口の底を通り富士宮ルートが近くなると再び雲が下がってきて視界が開けてきました。

丁度見頃になってきた紅葉が足元に広がっています。









クロトウヒレンの残り花









新六合小屋が見えてきました。








その後、新六合から駐車場までは、ずっと雲の中で真っ白でした。

5時、駐車場に帰ってきました。








夕日を見ながら戻るということはできませんでしたが、
ブロッケン現象を何度も見ることができたので良かったです。
富士山へは、昨年のようにもう一度、積雪がある11月に登りたいと思っています。

しかし、今年は初冠雪が遅いな・・・今日も10月にしては暖かい一日でした。



10月6日







コメント (8)
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