緊急事態宣言中、何度も梅見物し、セーターを編み上げ、ZOOMも成功!!
思わぬ休暇中、やりたいと思った事は一つを残し終了。
3月に入り、やる事も無くなったのでテレビ感傷と読書三昧。
2月、3月の読書
その他伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」 山田詠美「ジェントルマン」
軽めの本ばかり。
瀬尾まいこの「戸村飯店」は性格の違う兄弟が反発しながらもそれぞれの道を探していく話。
穏やかで温かい。
私は伊坂幸太郎のエンターティメント性溢れる作品も結構好き。別世界を覗く感じ。
そして一番印象に残ったのが山田詠美の「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」
デキる兄が突然亡くなり、穏やかな温かい家庭がくずれ、年を経て少しだけ再生の希望が見えてくる話。
4人の独白で構成され、一人一人の細やかな感情が描写される。
同じく「ジェントルマン」は人気男子高校生の裏の顔を知り、強烈に惹かれたゲイの同級生。
それから十数年、それぞれの登場人物が切ない思いを重ねていくという、純粋恋愛小説?
刺激的場面もあり、映画風。
山田詠美は文章が上手く読み易いけれど深い。感情の機微の表現が上手。好きな作家のひとりです。
ノンフィクションと随筆を読むことが多かったのですが、最近は小説も増えてます。
安野さんの随筆に「なぜ旅に出るのか。それが人生だろうね。ジッとしているより面白いからだろうね」
という一文が。
触発され、19年前のスペイン旅行をブログに書き残しておく事にしました。
これから動けなくなることがあっても、この文があれば楽しい日々を思い出すことが出来、きっと幸せに暮らせるでしょう。
夫と東南アジアは何回も行っているのですが、ヨーロッパは1999年のイタリアツァーが初めて。
このツァーは一日は集団行動、2日目はフリー行動で、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノの4都市を周遊。
このフリー行動が起爆剤となり、次回は全くのフリー旅行に挑戦しようという事になりました。
2002年3月、スペイン・バルセロナ、マドリッドの10日間
飛行機とホテルは 娘の会社でやり取りのあるツァー会社に10日間の旅行を依頼。
初めてのフリーなので空港までの送迎と一日目のガイドもお願いしました。
ナント、19年前の旅行
私がまだ健康だった頃で、何の迷いなく動き回ることが出来た旅行です。
バルセロナ・サグラダファミリア教会
マドリッド・プラド美術館前で
この旅行での特筆すべきことは、機内泊2日を除いた残り7泊がすべて5つ星ホテルだった事!!
東南アジアでは何回かありますが、ヨーロッパでの5つ星ホテルは後にも先にもこの時だけ。
今思うと、お洒落な服も持って行き、ホテルをもっと楽しめばよかったと思うけど、
実際は革のスニーカー一足と、コートも一着のみ。勿論スカートではなくパンツのみ。
歩き廻る服装しか考えてませんでした。
今思うと、アジア人のフリーの旅行客は今よりずっと少なかった気がします。
日程表
3月1日 21時55分成田発 機内泊
3月2日 パリにてトランジット
現地時間朝9時35分 バルセロナ着 宿泊(ホテル・マジェスティック)
3月3日 4日、5日 バルセロナ宿泊
3月6日 飛行機にてマドリッドへ マドリッド宿泊(ザ・ウェスティン・パレス)
3月7日、8日 マドリッド宿泊
3月9日 19時25分 マドリッド発
パリでトランジット 機内泊
3月10日 成田19時着
この項続きます。