気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母と娘のスペイン旅行 その6 サグラダファミリア教会など

2024-10-20 00:10:20 | 海外旅行

 スペイン旅行のハイライトは何といっても、バルセロナのガウディ建築を見ること!!

 ガウディの世界遺産はバルセロナに7つある。

①サグラダファミリア教会(1882年着工。1883からガウディが担当。2026年完成予定

②グエル邸(ガウディのパトロンでありよき理解者グエルの邸宅)

③グエル公園(実業家グエルが計画した住宅地、売れず、その後公園に)

④カサ・ミラ(うねった曲線がテーマの高級アパート。山の尾根のような
屋上が私たちの大のお気に入り。)

⑤カサ・ビセンス(ガウディが最初に依頼されたタイル業者の個人住宅。
22年前は人が住んでおり、外観は見に行ったが内部が見られなかった。)

⑥カサ・バトリョ(前回泊まったホテルの目の前にあったが、行けなかった。)

⑦コロニア・グエル教会(ガウディの最高傑作ともいわれている。前回行き方がわからなかった。)

前回、① ② ③ ④はしっかり見た。サグラダファミリア教会は2回、カサ・ミラはホテルに近かったので毎日行った。
 今回のバルセロナでの目的は行けなかった⑤ ⑥ ⑦に行くこと。
 
  ところでガウディとは19世紀末から20世紀初頭にバルセロナ中心におこった芸術運動(モデルニズモ・主に建築分野)で活躍した天才建築家。自然の曲線を愛していた。

7日目 9月16日 バルセロナ2日目

 夜中に大量の汗をかき、起きたら楽になっていた♪ 良かった~~♪
今日は2か所も予約しているので、無駄をしないで済んだ。

 海外旅行で熱を出すほど悔しいことはない。以前ベニスで発熱し、どうしても悔しい思いが残り、10年後再訪することになってしまった。

前夜買っておいたパンと生ハムとヨーグルトと持参のコーンスープで朝食。
地下鉄リセウ駅で48時間のトラベルカードを買い、9時半予約のサグラダファミリア教会へ

 22年前は手前の4本だけだったが、今は7本の塔が完成している。

いちばん右側の、星が輝く塔が聖母マリアの塔。

コロナ下の2021年に完成。点灯式の様子は世界中に報道され、
人々に希望を与えた。
 この報道をテレビで見て、感動する市民と共に思わず涙が出た。
バルセロナ再訪の思いが強くなった瞬間だ。
 もともと完成したら行く予定だったが、混雑を考えると今しかなかった!

 予約は9時半なのに、教会の周囲は人でいっぱい。

この後は写真をどうぞ。

 登れる塔は2つ、生誕のフォーサードの塔と受難のフォーサードの塔。
前回は生誕だったので今回は受難のフォーサードの塔へ

塔から見える景色


バナナやブドウなど果物の装飾が見える。





螺旋階段。


教会内部
シュロの葉をモチーフにしたという天井、柱はヤシの木がモチーフ。






ステンドグラス。西側は赤やオレンジ色、」東側は青や緑で、刻々と差し込む光が変化する。荘厳な雰囲気。

 前回内部は工事現場。こんなに美しいステンドグラスと柱に埋め尽くされた空間ができるとは思ってもいなかった。
 この光にいつまでも包まれていたい♪

外観
生誕のフォサード

アップにしてみると・・・・・トカゲやカタツムリがいる。

生誕のファサード全景・イエスを囲む天使たち

生誕のフォサードの柱を支えるウミガメ。そうそう前回もここで写真を撮ったわ。

 見学者の多さに人酔いしてしまった。


受難のフォサード(娘が360度カメラで撮った)

縛られるキリスト。

 

 ガウディ広場の池越しに見る。
ここで持参の生ハムサンドイッチとジュースで軽い昼食。
テラス席のレストランに入るつもりだったが、混んでいては入れない。
サンドイッチを持ってきて大正解!!
 (入場料一人36ユーロ 5760円) 

 この後サン・パウ病院まで歩いたが、暑くてダウン。
見学はやめて一度ホテルに帰り休憩。無理しない!!


16時30分にカサ・バトリョを日本で予約していたので、地下鉄でグラシア通りに出る。

カサバトリョ・・・・1877年に建てられた建物をガウディが1904年から改修。ガラスの破片で装飾。
 海をテーマに青い世界が広がる。
前回泊まったマジェスティックホテルの前にあるのに開館時間に合わず、見逃し、悔しい思いをした建物。

前回宿泊のホテル・マジェスティック

カサバトリョ

仮面のようなバルコニー

写真をどうぞ
2回中央サロン。窓の彩色ガラスが夢のよう。




2階

中央パティオ。 吹き抜け。
 屋上から自然光が差し込む。 上に行くほどタイルが青く、下に行くほど白っぽくなる。海底をイメージしているそうだ。





屋上 2時間ほど見学し、近くのカサミラへ

カサ・ミラは実業家ペレ・ミラの邸宅。1910年完成。ガウディの代表作。

カタルーニア山や地中海をモチーフに、波のような岩山のような、うねる外観が特徴。


内部・玄関ホールは吹き抜けで自然光が入る。

上の階には20世紀前半のブルジョアの生活空間を再現した博物館がある。
ほかの階は今も住居や事務所として使われている。

時間は19時ごろ 夕暮れのカサミラの屋上。
通気口や煙突がニョキニョキ。

階段を上ったり下りたり。登山している気分。
ここが大好きで前回何回も通った。


通称・兜をかぶった4人の戦士

 

夕焼け前のマジックアワーといわれる一瞬。
陰影に富んだ美しい屋上です。

 所でカサミラの入場料30ユーロ+高齢者21ユーロ二人で 8160円。
前回そんな金額を払った記憶がない。もっともっと安かった!!
こんな高額だと毎日は通えないですね。

屋上から見るサグラダファミリア。

 夕飯は近くの、前回お気に入りだったバル「TAPAS TAPAS」へ。
お店は今もちゃんとあった。
でも店内の様子がすっかり変わり、カウンター席から普通のレストランになっていた。
以前「チェック プリーズ」と言ったら親しみやすいお兄ちゃんが、カウンターの中から「おカンジョウね」とウィンクしてくれたのを思い出す。
 今は普通.


コロッケとカニサラダパンとパンコントマト
野菜の上にパリパリのジャガイモと卵、料理の名前はわからない。
 そのほかにも茄子と肉の料理を頼んだのだが、忘れられたみたい。


グラシア駅からリセウ駅に帰った。
 
 病み上がりのせいかひどく疲れた。

でも天才芸術家を心行くまで堪能して満足♪


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