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気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

国立劇場歌舞伎初日 「遠山桜天保日記」

2023-01-07 00:04:19 | 芝居
1月3日 今年も国立劇場初日へ


 菊五郎劇団、遠山の金さんのお話。

 劇場はお正月らしい飾りつけで華やか。
ここに来るとお正月気分が盛り上がります。


 3日は特別に曲芸の披露もあります。
実はこの前にロビーで出演者の挨拶もあったのですが、時間を間違え
間に合わず、残念!!

2階への階段で披露。

演目は「遠山桜天保日記」 尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助。

 江戸時代末期に北町奉行を務めた遠山金四郎は、「天保の改革」で危機に陥った芝居町を救うために尽力します。

 ストーリーは省きますが、後半、奉行所の白州で遠山の金さんが裁きを下す場面は菊五郎の貫禄ある姿が美しく、
流石千両役者と、見ていてスカッとします。
その分菊之助の見せ場が少なかったような・・・これは残念でした。

 そして大詰、一転して「河原崎座初芝居の場」となり、役者たちの華やかな踊りが披露されます。
大人気だったのが、
菊之助の息子・尾上丑之助、
寺嶋しのぶの息子・寺嶋眞秀、
中村梅枝の息子・小川大晴、
坂東亀蔵の息子・坂東亀三郎たち4人、9歳から10歳のちびっ子たちの元気の良い踊り。
見ているだけで微笑ましくって、観客も笑顔。応援したくなります。
この子たちがあと数年で浅草の新春歌舞伎に出演するようになるのでしょうね。
歌舞伎の未来を背負う子供達です。
また歌舞伎を見る楽しみが増えました。

国立劇場は秋に閉場し建て替えられます。
そして2029年に再開。これが最後の歌舞伎公演となります。

私うっかりしてました。
着物選びに失敗した事は無かったのですが、今回は大失敗。
今年は何だか明るい気分ではなく、着物や帯は亡くなった叔母や祖母の物に
包まれたい気分でした。それに3階席だし気楽にね。
 それで叔母の地味な小紋と祖母の帯にしたのですが、
初日、加えてこの劇場最後の歌舞伎という事で
訪問着など華やかな着物の方が多かった!!

 昨年よりもずっと着物姿が多く、豪華な雰囲気。
ちょっと着物選びに失敗しました。母の綺麗な訪問着があったのにね。
でもそんなものです。叔母の着物が披露できて良しとしましょう。

 そういえば、劇場入口には華やかに装った役者さんの奥様達が御贔屓さん達に挨拶していました。
シュッと背の高さが目立つ寺嶋しのぶさん、隣には富司純子さん、
そのほか大勢の奥様方、綺麗でした。
眼福とはこういう事を言うのでしょう。

ちなみに2日、初参りに着て行った着物。
帯は祖母の物。短いので作り帯にしました。


コメント (10)
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