東大寺の大仏様・・・・久しぶりの邂逅
翌17日は17回忌
朝10時にお坊さんがいらして、休憩を挟んで30分、2回の読経が始まる。
以前は1時間半の読経が2回だった時もあり、前夜の宴会で疲れ果てた全員が
コックリ、コックリなんて時もあった。(すみません)
今回は短いのでそんな事もなく皆神妙に聞き入った。
子どもたちも騒ぐことなくお行儀よく、ただし休憩になるとパッと遊び始めた。切り替えの早い事!!
2人の男の子と女の子が(小学2年生)がお経の冊子を声を揃えて読み上げはじめ、お坊さんのお経と唱和して美しい響きとなった。
子どもの声と読経の声って合うのですね。
お坊さんもこれには心を動かされたようで、しきりに感動を口にされた。
期せずして、良いご供養になりました。
美味しいお弁当を頂き 我が家も退散。
奈良へ。息子夫婦と私達は別の宿
宿に荷物を置いてから、最近は行く事の無かった東大寺へ。20年ぶり?
4時過ぎなので観光客も少ない。
相変わらず堂々とした構え。
どこに行こうか迷ったけれど、やはり包容力ある大仏様を見ると落ち着く。
来てよかった!!
夕飯は家族5人で近鉄奈良駅前・東向き商店街の月日亭。
すき焼き御膳と、私と娘は飛鳥鍋。
飛鳥鍋は牛乳とお出汁の鍋で肉と野菜を頂く。美味しかった♪
夏に家族5人の食事会を予定していたが、子供たちがコロナに罹りキャンセル。
久しぶりに5人揃って和やかに食事。
18日 奈良散策
宿は猿沢の池のそば。
朝5時に起床、春日大社へ。
朝は人もおらず、静かな奈良を楽しむことが出来る。
鹿の天下だ。
宿に帰り朝食。ここは仕出しのお弁当を頼むことが出来る。
そして平城京跡へ
遠くに見えるのは朱雀門
朱雀門の奥には大極門と工事中の東楼、その奥に大極殿がある。
大極門と東楼 手前に近鉄電車♪
大極門
大極殿。 昔この建物だけポツンと建っていた時に来たことがある。
大極殿内。 昔来た時は内部が未完成だったが、細かい天井や壁部分に装飾が施されていた。
平城京跡は広い。日差しを遮るものが無い炎天下、建物を目指し歩くのは辛かった。
夫が「冬の八甲田山、真夏の平城京・・・死の行軍」と言っていた。
誰?こんな所を目的地に選んだのは!!私じゃな~イ!!
でも滅多に来ない場所なので、それなりに面白かった。
ランチは東向き商店街へ戻り、 勝牛へ。
それぞれ、サーロイン、ヒレ、ロースの牛カツを頼んだ。
京都の店はいつも混んでいるが奈良ではサッと入れたのが嬉しい。
ここで娘は京都へ。
私達は元興寺へ。
このお寺は1回しか来たことが無いけれど、とても好きなお寺だ。
昔は人がおらず、萩の花がひっそり咲く美しい寺。
今回も板の間で暫しの涼風を楽しんだ。
萩
蓮。
この日18日、一斉に彼岸花が咲いたそうだ。
この色の違う瓦は6世紀?の古い瓦。
興福寺の宝物殿も行きたかったが、疲れたのでお茶してノンビリ。
5時頃の京都発の「のぞみ」で帰宅した。
2泊3日で、いつもより短い関西だったが、17回忌、家族集合、奈良散策と
充実した旅となった。