気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

紅葉の奈良・京都② 室生寺・山野辺の道

2024-12-13 16:51:30 | 旅行
山野辺の道




12月2日 一日目
 
新横浜8時18分「のぞみ」で名古屋へ。
富士山がくっきり。さい先の良い旅になりそう。

名古屋から近鉄で室生口大野へ
名古屋で買った「名古屋満載弁当」みそかつ、天むす、きしめん、エビフライとご当地グルメがギッシリ。

奈良交通バスに乗り、室生寺龍穴神社についたのが13時10分ごろ。
家を6時半に出たので7時間弱の長旅。 いよいよ旅の開始。

室生龍穴神社 水の神龍神をまつる神社。
平安時代には朝廷か使者が遣わされた。
深い森に囲まれた森閑とした神社で、いかにも龍が住んでいそう。

こんな景色を見ながら1キロほど下ると


室生寺に到着
入り口の橋

奈良時代、天武天皇の勅命で建立された。
女人禁制の高野山に対し、女人高野とも呼ばれ、女性たちの願いを聞き届けて
くれる場所でもあった。
貴重な仏像を数多く見ることができる。

金堂



五重塔の奥にある奥の院へ
登っても登っても急勾配の階段が続く。くたびれた~~。


やっと懸崖造り(急斜面にへばりつくように建てられた建物)の建物が見えた。

 ここまで来てまざまざと思い出した。「ここに来たことがある!!」
20数年前に室生寺に一度来たことがあるが、奥の院はパスしたと思っていた。
当時は若かったのでこんなに大変と感じず、記憶が薄くなっていた。




奥の院からの眺め。

 下りで足がガクガクになってしまった。
旅の1日目でこんなになるなんて先が思いやられる。
近鉄桜井の駅前のホテル、ルートインで宿泊。


12月2日 二日目 

 8時出発。 駅前からバスで談山(たんざん)神社へ。
ここは藤原鎌足公を祀る神社で「大化の改新」の起源となる極秘の会合を行った場所として有名らしい。藤原鎌足を祀った神社なんて初めて聞いた。

 ここも紅葉の名所。
入り口

十三重塔 飛鳥時代に創建されたが現存のものは1532年の再建。
近づくと圧倒的な迫力。この均衡を保つ技術の素晴らしさに感動。

見事!!ため息の出る鮮やかさ。


 桜井まで戻り、電車で三輪へ。
今回、ここから山野辺の道ハイキングコースに入る。
 
 夫の希望で道の真ん中にある大鳥居を抜け、桜井市埋蔵文化センターへ行ったが、その日は休館日。でも欲しかった資料は手に入れたようだ。

 この辺は古墳銀座。

箸墓古墳はこんもりした小さな山で入れなかった。
ホケノ山古墳はひろびろしていて気持ちがよい。


古墳にのぼり、のどかな風景を。

 東屋で談山神社参道で買った「目はり寿司」と、前日桜井駅で買っておいたパンでランチ。


さていよいよ山の辺の道へ。


青空に映える甘夏。気持ちの良い散策に身も心も晴れ晴れ!

所々に無人販売所がある。
ここで大福もちを買い

ここでミカンを買った。自然な酸味と甘みが美味しい。

心癒すこんなアートも。

ここで休憩。みかんタイム。

 最終地点にある長岳寺。ここを訪れるのは3回目。
いつもは人のいない寺ですが、紅葉が有名なので今はちらほら参拝人がいる。
こんな山奥の寺に外国人は来ず、日本人ばかりなのが嬉しい。


紅葉に時期は初めて。

本堂


柳本駅まで歩き、奈良で乗り換え京都へ。
ホテルはチェックイン四条烏丸。
足がパンパンに張っていた。ぐっすり!!

青空と紅葉とみかんとの配色が素晴らしい2日間でした。


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4 コメント

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Unknown (ビオラ)
2024-12-14 18:13:28
富士山の写真、沼津をちょっと過ぎたあたりでしょうか私の見慣れた姿です(*^-^*)
一日目に室生寺へ行かれたのですね
私も数年前紅葉がきれいな頃行ったので懐かしいです
その時はレンタカーでしたがずっと若い頃やはり電車で行きました。
バスは本数も少なくあまり便が良くない代わり
静かでよいところですね。
奥の院までは見上げる石段の長さを見ただけでしり込みしそうですが私も登りましたよ。
奥の院は清水の舞台みたいと思いましたが懸崖造りというのですね
談山神社、山の辺の道は未経験なので
いつか余裕をもって行きたい場所です
談山神社の十三重の塔は圧巻ですね、
この写真を見るたびこのような塔を思いついた人、作った人達のすごさを思います
返信する
ビオラさん (☆銀河☆)
2024-12-15 00:00:07
 新幹線からいつも富士山を見ますが、こんなにはっきりと見るのは初めての気がします。
 ビオラさんの見慣れた景色でしたか!うらやましい事です。
 室生寺、ここまで不便な山奥だと日本人客ばかり。
 静かな雰囲気に浸れます。
奥の院、登り始めたときは階段のきつさに音を上げましたが、建物が見えてくると力が出てきますね。
 まだ奥の院まで行ける体力があったのが嬉しかったです。
 談山神社の十三重の塔はとにかくパワフル。
塔の写真をたくさん撮ってしまいました。
山野辺の道、起伏がないので散歩感覚であるけます。
是非!!
返信する
Unknown (tona)
2024-12-17 09:18:34
まあ、室生寺と団残神社の紅葉の素敵なこと、丁度良かったのですね。
名古屋のお弁当も豪華です。
名古屋から奈良に入る・・思ってもみませんでした。確かに効率的ですね。
室生寺の五重塔は台風で倒れる前に行きましたが、その後すぐに再建されました。
奥の院までちゃんと参拝できて良かったですね。談山神社、こんなところで国家の大事を鎌足たちが密談した様子を浮かべてしまいました。十三重塔が珍しく重厚です。
山野辺の道、懐かしいです。私たちは石上神宮まで行き、鶏を見て、天理教の建物を見て帰りました。まだ東大寺まで続いているのですね。
紅葉もどこも美しい奈良でしたね!
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2024-12-18 23:46:37
 交通とか細かな計画は夫の担当なんです。スミマセン。
私はアレコレ言うだけ。
旅のプランナーが優秀なので恵まれた旅をしています。
 室生寺は20年ほど前に行っただけで「いつか」と思いながらもなかなか行けませんでした。
談山神社は桜井からバスで行きました。
初めてでしたが、十三重の塔の姿と、藤原鎌足を祀ったという歴史の古さに驚きました。
 紅葉の見事さも感動モノでした。
山野辺の道は3回目、1回目に石上神宮から桜井まで歩きましたが、今回はショートカット。
 季節ごとに歩きたくなる道ですね。
本当に幸せな旅でした。
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