針の進化
石 ・ 魚 ・ 鳥獣類 の骨の針から。
衣類も、毛皮類から 繊維へと変わり、針の材質も時代と共に進歩し、
木の枝や竹の針、さらに青銅製の針・鉄製の針へと進化する。
日本書記に、西暦285年百斉国(現在の韓国)より縫依女2人が、
針を持参して、日本で裁縫を指導したとあり。
また、用明天皇607年に、 小野妹子が 唐に留学した時に、
お土産として 鉄製の 針を持ち帰ったと。
40数年前、朝鮮の開城の古墳から、約700年前の鉄製の針が出土し、
現存する鉄製の針の中で一番古いといわれている。
(針 1~4)は月刊誌(洋装)より引用する)