人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

仏教  【14】

2015年01月05日 00時20分16秒 | 日記

  教義  <1> 

中道

ブッタが悟りを得た後に、

サールナート(鹿野苑)において、


五比丘に初めて説法(初転法輪)を行った際に

この(苦楽中道)を四諦・八正道に先んじて

真っ先に述べたといわれている


中道とは、厳しい苦行やそれと反対の

快楽主義に走ることなく目的にかなった

適正な修行方法を行うのが中道である


ブッタは6年間に亙る厳しい苦行の末、

いくら厳しい苦行をしても、


これでは悟りを得ることができないとして

苦行を捨てた


これは 中道を覚ったと言う

ブッタは苦行を捨て断食も止めて


中道にもとづく修行に励み

ついに悟りを(目覚めた人)得て

ブッタとなった


両極(愛欲快楽と肉体的消耗)を避けた

中道をはっきりと悟り、


これは人の眼を開き、理解を生じさせ、

心の静けさ、優れた智慧、正しい悟り、


涅槃のために役立つものであると

ブッタは言う !!!

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