教義 <1>
中道
ブッタが悟りを得た後に、
サールナート(鹿野苑)において、
五比丘に初めて説法(初転法輪)を行った際に
この(苦楽中道)を四諦・八正道に先んじて
真っ先に述べたといわれている
中道とは、厳しい苦行やそれと反対の
快楽主義に走ることなく目的にかなった
適正な修行方法を行うのが中道である
ブッタは6年間に亙る厳しい苦行の末、
いくら厳しい苦行をしても、
これでは悟りを得ることができないとして
苦行を捨てた
これは 中道を覚ったと言う
ブッタは苦行を捨て断食も止めて
中道にもとづく修行に励み
ついに悟りを(目覚めた人)得て
ブッタとなった
両極(愛欲快楽と肉体的消耗)を避けた
中道をはっきりと悟り、
これは人の眼を開き、理解を生じさせ、
心の静けさ、優れた智慧、正しい悟り、
涅槃のために役立つものであると
ブッタは言う !!!