人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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今帰仁城【4】

2016年03月05日 00時04分36秒 | 日記

  北山城(今帰仁城)

北山城は波乱に満ちた歴史である

前昔北山時代

中昔北山時代

後昔北山時代

監守時代


按司(あじ(主・あるじの転訛)である支配者が入れ替わり

その度に按司一族、家臣は沖縄全島に離散していった


北山から逃れた、按司一族・家臣は各地に子孫が住み

その地に先祖の墓所、石碑などがあり

拝所で今帰仁に向かって御願(うがん)をしている


一族、門中は、ムートゥヤはナチジン(もとは今帰仁)と言い

今帰仁を今でも心の故郷としている


北山の権力攻防に敗れ落ち延び

時代に翻弄された人々は各地に子孫が残り歴史を伝承して

北山由来記や各地の門中の持つ

家譜元祖由来記などの背景になっている


一族による、多くの伝承が語り継がれているが

伝承には理解出来ない物語も多く

脚色された物なのか


同じストーリーが多くあって何が真実なのか

詳細は分からないが歴史を想像し歴史の重みを感じる


史実として資料はないが歴史として

否定出来ないことも多く沖縄の歴史認識として

現在でも根強く語られている!!

コメント (9)
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