北山城(今帰仁城)
北山城は波乱に満ちた歴史である
前昔北山時代
中昔北山時代
後昔北山時代
監守時代と
按司(あじ(主・あるじの転訛)である支配者が入れ替わり
その度に按司一族、家臣は沖縄全島に離散していった
北山から逃れた、按司一族・家臣は各地に子孫が住み
その地に先祖の墓所、石碑などがあり
拝所で今帰仁に向かって御願(うがん)をしている
一族、門中は、ムートゥヤはナチジン(もとは今帰仁)と言い
今帰仁を今でも心の故郷としている
北山の権力攻防に敗れ落ち延び
時代に翻弄された人々は各地に子孫が残り歴史を伝承して
北山由来記や各地の門中の持つ
家譜元祖由来記などの背景になっている
一族による、多くの伝承が語り継がれているが
伝承には理解出来ない物語も多く
脚色された物なのか
同じストーリーが多くあって何が真実なのか
詳細は分からないが歴史を想像し歴史の重みを感じる
史実として資料はないが歴史として
否定出来ないことも多く沖縄の歴史認識として
現在でも根強く語られている!!