人生黄昏時

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沖縄の歴史書【3】

2016年05月05日 00時05分49秒 | 日記

 中山世譜 

羽地朝秀により編纂された「中山世監」(1650年)を

蔡鐸(さいたく)が漢文で訳し記事を増加改正して

1701年に完成したものを中山世譜蔡鐸本と呼ぶ

 

蔡鐸本を

蔡鐸の子蔡温(さいおん)が記事数の

大幅な増加や詳細な記述、改訂など行う

中国明王朝との関係記事と

国相、法司、任官などに関する記事

王府の系譜など、歴代国王の実績を記録したものを

これを、中山世譜=蔡温本と呼ぶ

 

その後も史官によって編纂が継承され続け

1876年まで記録された

 

正巻十三巻・附巻七巻から成る

正巻は歴代国王の実績と

中国明王朝との関係の記事が記されている

 

附巻には薩摩藩・江戸幕府との関係記事

江戸上りの記述など詳細に記録されている

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