人生黄昏時

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沖縄の歴史書【4】

2016年05月10日 00時05分50秒 | 日記

  球陽

流球の歴史をサラ・さらっと紹介します

球陽とは

尚敬王代(1713年~1751年)に

流球の正史として、鄭乗哲(ていへいてつ)、

伊佐川親方祐実らによって、編纂された歴史書である

 

漢文体、編年体で記録されて、1745に年完成

その後も追記が行われ漢字と平仮名で記述されて

尚泰王代(1848年~1872年)まで記録されている

 

本巻二十二巻、同付巻四巻、外巻三巻、同付巻一巻から成る

全三十巻

 

正巻には歴代国王の治世と政治、経済、宗教、社会、文化

天地異変などの多岐にわたり

国王から百姓までの事象が収録されている

 

中国との外交関係など詳細に記述され

また附巻には日本国との関係について記されている

 

球陽の冒頭に、琉球開闢神話が記述されている

男神志仁礼久と女神阿摩弥姑を下界に遣し

琉球の島々と七御嶽を創り

 

一組の男女を地に降臨させて、三男二女が誕生した

長男は国君・次男は按司(あじ)・三男は百姓の始まり

長女は君君に(貴族の神女)

次女はノロノロの(地方の神女)の始まりとなった

 

長男の王は流球最初の王、天孫といい

この王統は25代17802年・・?続いたと記されている

 

源為朝来流も記述されていて

琉球第二王統なった舜天王統は

三代七十三年続き最初の王舜天は

源為朝の子と記されている・・?

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