人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

久高島 【1】

2016年08月25日 00時02分56秒 | 日記

 久高島は、沖縄本島南部東側に約5.3㎞の海上に

位置する周囲8㎞の細長い島である

人口は約270人で、多くは高齢者で過疎化している

 

島の土地は、国有地、村有地、沖縄電力用地を除き

全てが共有地とされ、住民には利用権はあるが所有権(処分権)はない

 

島の人達は、土地は神様からの預かり物で感謝して利用していて

私人が所有するものではないと言っている

 

久高島は他界ニライカナイにつながる聖地とし穀物が

ニライカナイからもたらされるものとして

久高島は五穀豊穣発祥の地とされている

 

沖縄には琉球開闢説話があり、天帝(最高神)より遣わされた

アマミク・シネリクの男女の神が最初に降り立ち国創と人類創造を始めたと云われ

神の島として、久高島と沖縄最高の聖地斉場御嶽を

国王はオナリ神である聞得大君を伴って、五穀豊穣と国の繁栄を祈願するために

神の島久高島を訪れ国王として勤めを果たしていた

 

久高島には、1960年時代までには、40ほどの

祭祀があったが、現在では神事も簡素化され祭事も

20数余に成っていが、島の日々の暮らしの中に神事が

年中行事として執り行われている

 

島内には琉球開闢の七御嶽の一つ

フボ御嶽始め殿(とぅん)井(かー)など多数の拝所がある

 

12年に一度女性がナンチュ(神人)なるための秘儀イザイホーは

現在では全国的に知られている、神事イザイホーがある

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