琉球最初の統一国家を成立した
第一王統祖始尚巴志の祖父佐銘川大主の出身地とされる伊平屋
今から600年前、伊平屋を統治していた屋蔵大主は
我喜屋集落の上里に居住していた
その子である佐銘川大主は現在の佐敷に移り
大城按司の娘と結婚して尚恩紹を産み
尚恩紹の子が尚巴志といわれている
琉球の歴史伝承として良く知られている
歴史書の中に伊平屋との関係を示す確実な証拠は何もないが
一族の口伝、家譜や漠然とした伝承だけであるが
沖縄には、第一尚氏の末裔である主な門中(一族)が三家ある
その子孫が先祖誕生の地伊平屋を聖地として先祖巡拝のため
屋蔵墓、屋蔵大主ゆかりの拝所片隅神社(御嶽)など
門中のルーツとして御願している