袋中良定上人 <2>
袋中上人は、1552年2月23日福島県いわき市で誕生
1565年、十四歳の時出家し、袋中良定と称した
十六歳の時、如来寺に入寺
二十歳の頃に山崎の専称寺へ修行のため行脚し
さらに本山である、下野国大澤の円通寺にて修行
それから聖衆来迎寺で比叡山の高層泉僧正に
大戒の受得を願い、円頓戒を授けられる
1576年、二十五歳の時
江戸増上寺に入寺、浄土宗白旗派の奥義を極め
また、足利学校において禅を学ぶ
1580年、二十九歳の時
故郷の成徳寺に住侍として就任し
成徳寺の十三世と成る
1599年、四十八歳の時
大守岩城貞隆が袋中に帰依した
場内にて布教活動しながら
著作書を多数著わす