沖縄本島では、この神職を「ノロ」と呼び
神に仕え祭祀・神事を司る神職は
宮古・八重山諸島では、ツカサ(司)・カンツサ(神司)と呼ばれ
波照間島では「シカー」と呼ばれている
基本的には女性で、その地位は血縁者によって継承されている
ワー(御嶽)と、シカー(神女)は
尚真王(1474~1526年)治世に
すでにあった拝所を整備し御嶽とし
祭祀を行う神女を(ノロ)と言う呼称はその時に
神職の正式名称として制定された
ノロの頂点とする聞得大君(王の妹)始め
国家的祭祀組織として整備されたものでる
石垣に置かれた大阿母(おおあむ)は
八重山諸島のツカサ、シカーの任命権があり
この制度は明治まで存続された