人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

ノロ 【3】

2020年12月15日 00時00分16秒 | 日記

  ノロは豊穣を願い

災厄を払い、祖先を迎え

 

豊穣を祝うといった時期にある数多くの

祭祀において神を自身に

 

憑依させる依り代になることが

存在意義であるため

 

戒律や経典はなく

他の宗教のように民衆に啓蒙する

神の教えなどはない

 

また、偶像崇拝はしない

御嶽にあるイビ石などが神体として崇拝されるが

いわゆる「依り代」に対する尊崇である

 

特に処女性は問わないが

既婚か独身か

年齢要件などは現在も確認される

 

琉球国の最高位のノロである

聞得大君の2代目までが

生涯独身であったことや

 

聞得大君以前からの由緒あるノロである

阿応理屋恵職が生涯独身だったという記録もあり

 

以前には処女性が要求されたと考える説もある

コメント (1)
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