北山グシク(城)は
ナチジングシク(今帰仁城)とも称される
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊に在る
築城された年代は明確になっておらず
発掘調査などによって
13世紀頃から築城が始まったと
推測されているが 誰によって築かれたか
その歴史的には不明な点が多い
北山城は標高100メートルほどの丘上に築かれ
グシク(城)の北と東は70~80メートルの
渓谷になって急斜面となっている
城郭は約1500メートルの外周、高さ3メートルの
石灰岩を積み上げて造られた城壁、高い所は8メートル
自然の地形に沿って曲線を描いた城壁に囲まで美しい
また堅固で防衛上極めて優れた地形となっている
南北350メートル、東西800メートル、面積37.000㎡
県内最大級の城として知られている
城跡から国頭の山並み 辺戸岬
晴れた日には与論島も眺めることができる
海の上に浮かぶ伊平屋島、伊是名島が見える
北山城跡は2000年12月に
琉球王国グスク(城)及び関連遺産群として
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録
名称は今帰仁城跡
2006年4月6日、日本100名城98番に選定された
1961年8月に撮影
上の写真とほぼ同じ場所から撮影
2枚とも 2019年3月撮影
静岡県熱海市伊豆山地区で起きた大規模な土石流で
130棟の崩壊、安否不明80人のニュースが映し出される度に
ご家族の思い お察しします 大変心が痛みます
一人でも多く元気な姿で 確認出来ますように
心よりお祈り致します