ノロは、家族や私的な幸福を祈願するのではなく
各地域、村落、国家の安泰、繁栄、豊穣などを祈願する
ノロは、祭祀、神事を執り行う時
神を自身に憑依させる依り代と成る事が存在の意義のため
他の宗教のように民衆を啓蒙する教義や戒律などは存在しない
また御嶽(拝所)にイビ石などに向かって
神体として崇拝しているが
いわゆる、憑依された依り代にたいする尊拝で
偶像崇拝ではない
ノロは処女性を問わないが、既婚か独身か年齢条件などは確認される
最高位のノロである聞得大君の二代までは生涯独身であった事や
ノロ、阿応理屋恵も生涯独身だったと云う記録もある
そのため以前は処女性が条件だったと、考える説もある
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