アンガマは八重山地方で行われている
独自の伝統的祭りで
ソーロン(旧盆)期間中に行われるため
ソーロンアンガマと呼ばれている
アンガマとは先祖霊を供養するため
グソ(あの世)から使者ウシュマイ(翁)とンミー(媼)が
ファーマと呼ぶ子と孫達(10〜20人)を連れてこの世(現世)に現れる
ウシュマイとンミーは
木の板で作った仮面を付けて顔を布で覆っている
ファーマ達も花笠をかぶり布で顔を隠している
これは、この世の人ではない事を現している
声も甲高く裏超えで方言交じりで独特のである
ウシュマイとンミーは、
先祖供養のため各家に招かれ
その家の仏壇にある先祖の位牌にウートート(拝む)をし
帰ってきた祖霊を慰め、家人と家族を祝福し豊作・豊魚を授け
ニンブジャー(念仏踊)や歌、ファーマ達の踊りを披露し華な賑わいで
家主から酒やご馳走でおもてなしを受ける
アンガマの見どころは、何と言っても
ウシュマイとンミーの珍問答である
家人や観客から、いろいろな質問を少しひねって面白おかしく
滑稽な答えをし、ダジャレな答えもする
グソ(あの世)の先祖たちのことや仕来りや生活などをコミカルに応える
そして最後に家主の家族も見物人も
一緒になって、カチャーシーを踊ってお開きとなる
一行は、ホーイ・ホーイと唱えながら、次の家に行く
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