人生黄昏時

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石垣島の祭&祀【5】

2018年09月20日 00時00分44秒 | 日記

  ソーロン(旧盆)

石垣島のソーロンは、旧暦の七月十三日から十五日まで行われる

旧盆は沖縄全島で行われる最大の祭りで

 

ここ石垣島でも各家庭・各ムラとしても祖先をお迎えして行われる

ソーロンの時期には島出身者は里帰りし島全体が大賑わいになる

 

旧暦七月七日に墓の清掃を行い

花を生け線香を立てて祖先を迎える準備をする

 

ソーロンの初日(13日)は、シキルピー(迎える)と言い

位牌を清め香炉をきれいにし仏壇に花を生け

出来る限りの物、料理などを供える

 

家の門口で線香を焚き、先祖霊を迎える

三日間は三度の食事を供え、先祖と共に食事をする

 

二日目(十四日)は本家や分家などの家を回り

迎えた先祖に線香を供える

 

三日目(十五日)ウクルピーと言って

先祖霊をグソ(あの世)に戻る日で夜遅く行われる

 

家の門口で、ウチカピー(紙銭)や仏壇に供えた物から

一切れずつ供え、杖になるサトウキビなども供え線香を焚き

西の方向に向かって

ヤーンメソンーチクミソーリー(来年もメンソーレ)

と言って先祖をお送りする

 

ソーロン中は、エイサーやニンブチャー(念仏踊り)

獅子舞、アンガマなどの祭がある

 

ウクルピー(送る日)の翌日七月十六日には

イタシキバラと言う行事が行われる

 

盆が終わってもグソ(あの世)に帰らない迷い霊や悪霊を

獅子舞の霊力で追い払い住民の無病息災と繁栄を祈願する

 

これらの祭祀行事は、地元の新聞、サイトなどに

日程、タイム、スケジュールが記載されている

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