留園は中国四大名園のひとつです。
蘇州では拙政園と留園が四大名園に数えられます。
1997年に世界文化遺産に登録されています。
有名な園林なので観光客も多いです。
なので、あまり足が向きません。。
できれば、平日や旅行シーズンを避けて行くのがよいかと。
でも、確かに名園と言われるだけあって、
庭や建物は、どの角度から眺めても美しいと思います。
この時期、派手なジャンバーを着ている人が多いので、
写真を撮っても景色より、原色や蛍光色ばかり目立つのが、
ちょっと気になりますが。。
ここは、蘇州で2番目に大きい庭園です。
最初に造られたのは明代で、東園という名であったそうです。
その後、荒廃と修復・改修を繰り返し、名前も寒碧山荘(劉園)となった後、
1876年から現在の留園と呼ばれるようになりました。
池を中心に東西南北それぞれに趣のある
建物、築山、庭が配置されています。
周囲は回廊で囲まれています。
回廊には漏窓あったり、署名な書家の書が彫られていたりします。
冠云峰は巨大な太湖石を峰に見立てています。
別名を観音峰とも言い、江南四大奇石のひとつです。
太湖石は、庭園の中に数多く配置されています。
留園三宝と呼ばれる、冠雲峰、五峰仙館、魚化石やその周囲は、
大勢の人がいますが、静かな場所も所々にあります。
また、建物と建物の間も静かで風情があって、
ちょっと足を止めてみたくなります。
いくつかの建物ではニ胡などの楽器演奏を聴くこともできます。
見どころが多い園林です。
せっかく行くなら、ゆっくりと時間をかけて
見て回るのがよいと思います。