張家港市の東渡苑は、鑑真が日本へ渡った際、
この地から出航したと言われています。
日本に渡ったとされるのが奈良時代、753年です。
東渡苑内には、鑑真記念館、経幢亭、東渡古船などがあります。
日本人観光客もよく訪れる場所と聞きましたが、
まったく見かけませんでした。
また、隣接して東渡寺という大きなお寺があります。
東渡苑は無料ですが、東渡寺に入るには20元必要です。
立派なお寺ですが、新しく建てられたものなので、
興味がなければ、パスしてもよいかと。。
鑑真記念館には、鑑真像が置かれ、
日本への渡航の歴史や記録などが展示されています。
揚州 大明寺の鑑真記念堂ど同じような感じです。
人は少ないのでゆっくり見学できます。
池には復元した船がありました。
日本への渡航が成功するまで11年かかったそうです。
6度目の挑戦でようやく日本へたどり着くことができました。
結構大きくて迫力があります。
残念ながら破損が酷くて現在修理中との看板が。。
鑑真記念館や東渡寺の周囲は綺麗な公園になっています。
学校の授業でしょうか、子供たちが写生をしていました。
園内には、お茶の店が1軒と食事の店が1軒ありました。
食事の店の方も時間帯を外すと料理人が帰ってしまうので、
食事時以外はお茶のみの提供だそうです。
今回は車で行ったので、公共交通での行き方は確認していませんが、
蘇州から行くには、北や南のバスターミナルから長距離バスで張家港へ移動して、
張家港市内は公共バスかタクシーを使うことになるかと思います。
地図を見ると東渡苑の近くに、張家港鹿苑汽車駅というバスターミナルがあるみたいなので、
もしかすると、長距離バスだけで行けるのかもしれません。