今年の上海モーターショー開催期間は4月16日~25日まで、
16~19日までは招待客のみ、一般公開は20日からでした。
中国最大規模の北京モーターショーと上海モーターショーは、
1年交代で開催され、2019年は上海の番です。
自動車会社ブースでは、やはり新型EV(電気自動車)をアピール。
それはそれとして、すぐに買ってほしい車もずらりと並びます。
もちろん日系各社も揃って出展しています。
今年で第18回目となる上海モーターショーの会場は、
上海虹橋空港や虹橋駅に近い上海国家会展中心。
会場設営はだいたい2日前ぐらいから始まるので、
1日前の朝はまだまだ廃墟状態。。
それでも午後になるとほぼ形ができあがってきます。
まあ、多くのブースがここから追い込みで徹夜するんでしょうけど。
近年、モーターショーに出展するIT企業も増えています。
今年はアリババがブースを構えていました。
サプライヤーのテーマとして多かったのは、 自動運転とV2X(Vehicle to いろんなものとの通信)
5G通信や各種技術進歩などでどちらも現実的なものになってきました。
世界中の自動車関連企業が出展するので、
サプライヤーや製造機械メーカーなどの展示だけでも、
しっかり見て周ると1日以上かかります。
上海国家会展中心は、円形の商業施設を中心に、
四つ葉のクローバーのような形の展示会場になっています。
開催期間中は商業施設にあるたくさんの飲食店が営業しますが、
自動車展示ブースの多い1階はどこに行っても混雑しています。
私の個人的なお薦めは、4階の美食広場とその周辺のお店。
そんなに混むこともなく、美食広場は席も多いので大行列になることは少ないかと。
店の名前は忘れてしまいましたが、この桶に入れて蒸した梅菜肉+αのご飯は、
飲み物と甘い餅のデザート付きで48元。 まあまあいけるお味でした。
+αの部分が日替わりになっています。
休憩の穴場は5号館と6号館の間の2階部分。
ベンチもあるのでお薦めスポットです。
コンビニコーヒーでよければ、1階のセブンイレブンで買ってきて、
ここで休憩すると安上がりです。
中国では電動車、自動運転、5Gなどを国家戦略として推進しています。
上海など大都市では、自動車のナンバーを取得するだけでも日本円で数十万円必要なところを
EV、PHEVの場合は無料で取得できる優遇措置をとっていることもあり、
電動車が急速に増えています。
中国で緑色で桁数の多いナンバーが付いている車はEVかPHEVです。