長春龍嘉国際空港T2の建設工事が始まったのは2015年の10月。
1年後にはその大きさがざっくり分かるようになりました。
2016年の12月~2017年1月頃の様子。
どうやら屋根は両端から順に作って中央で繋げるようです。
長春の冬が寒さが厳しいので冬の間は工事が進みません。地面も凍ります。
地面の囲いの部分はT1~T2間の連絡道路の基礎部分です。
T1から見えるT2の端は遥か遥か彼方。
2025年には年間旅客数1600万人となる見込みで設計されているそうです。
春になって17年の5月には屋根の部分がほぼ完成。
T1との連結部分の工事に着手しています。
6月頃からT1の出発階(2階部分)に通じる道を仮設通路付け替えて、
新たにT1とT2を繋ぐ道路の建設工事が始まりました。
10月には龍嘉駅などに繋がる地下工事の進み具合も分かるように。
17年の年末にはT1とT2を繋ぐ建物の枠組みと道路がほぼ完成。
寒さが厳しくなってきたので工事のペースはスローダウン。
18年の春になって道路が完成。
規制はあるものの車の通行ができるようになりました。
到着階と出発階ともに一方通行で、T2を経由してT1に繋がるようになっています。
地下通路を埋め戻した場所には新しい駐車場を造っています。
18年6月には建物の外観はほぼ出来上がったような感じです。
相変わらず車は通れたり通れなかったりですが、
人の往来は自由にできるようになりました。
完成したT2の様子はこちら。
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3年の歳月をかけて完成したT2は2018年の10月から正式運用を開始しています。
おかげで、搭乗手続きやセキュリティチェックに並ぶ時間も少なくなりました。
T1は狭くて、混む時間帯だと搭乗口付近は人でごった返していましたが、
今はずいぶんマシになったんだろうと思います。
すみません、思いますというのは最近南方航空を使ってなくて、T1はご無沙汰なのです。。