中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

小ネタ 中国のマナーあるある

2020-01-02 00:20:00 | 小ネタ

早いもので私の中国生活も現在8年目。。

年明けは中国の方々の文化やマナーを中国あるあるも含めて少しふり返ってみました。

 

 

まずは並ぶ編。

基本的にみなさんお行儀よく並ぶのと我慢するのが苦手。

なのに、列車の改札や飛行機搭乗口では何でこんな早くから並ぶの?

というぐらい前もって列をなしています。

その理由は後ほど。

 

 

ここ最近、確かにマナーは目に見えて向上していると思います。

私の行動範囲の中では、上海は特によくなってきていると感じます。

でも、上海にいるのは上海人だけではないので、

鉄道駅などではまだまだ今まで通り光景を楽しむ?ことができます。

 

例えば先日の虹橋駅の改札、殆どの人達は列を作って並んでいますが、

そこに1人のおじさんがしれっと割り込んできます。(もともと私は列の先頭)

 

 

しばらくすると、そこに当たり前の如くおねえさんが現れて、

他の方々も追従していきます。

 

 

これでここにも新しい行列ができたという既成事実が完成。

割込みでできた列にも熾烈な中国式割込みがスタート。

 

 

列は更に派生していきます。

増える増える、面白くて笑ってしまいます。

最初に割り込んだおじさんもどんどん割り込まれていきます。

 

 

最後はもうこんな感じに。

どちらかと言えば年配の方の割込みが多いですが若者だって負けません。

私が列の先頭だったことはもう遠い過去の出来事です。

 

 

まぁこれでもまだましな方です。

上海では地下鉄やバスなどの割込み乗車はかなり少なくなっていますが、

長春だとさきほどの改札のようなのは当たり前、蘇州でもまだまだ似たようなもの。

若い方には信じられないかもしれませんが、

ホームで並ぶことに関しては、昔は日本も似たようなものだったんですよ。

 

 

この争いはリスク回避の行動でもあります(肯定はしませんが)

席は決まっているけど他の人に取られるかもしれない。

荷物の置き場所が席の近くに確保できないと盗まれるかも。

地下鉄や軽軌の場合、降りる人を待っているとドアを閉められて乗れない(事実です、経験あり)

 

昨年話題になったのが、指定席切符を持っているのに満員で列車に乗れない事件多発。

こちらの理由は、長距離切符が売り切れで買えなかった人達が、

1区間だけの切符を買って、車内で乗り越し清算する(合法です)ので、

切符の販売枚数と実際の乗車人数がまったく合っていないから。。

 

マナーを守らせる側にもまだまだ改善の余地がありそうですね。

 

 

続いて移動編。

飛行機や高鉄も大都市間を結ぶ便では大声で電話をする人や、

大音量でドラマをみたりゲームをする人は減りましたが、こちらも地方を結ぶ便ではまだまだ。

でもみなさんあまり気にしませんし、子供の泣き声などにも寛容です。

日本と違ってこれでトラブルになることは皆無です。

子供が泣くと周りの人も一緒になってあやしてあげたりするのは、

日本人も見習っていいと思います。

 

 

隣の座席の人の膝が自分の足の上に乗ってるって経験したことあります?

密着することにあまり抵抗感の無い中国ならでは光景でしょうか。

 

 

飛行機の機内で肘に何かが当たってると思って振り向くと、

後ろの席に座ってる女性の靴底が当たってたことがあります。

あの隙間に足を突っ込もうなんて。。これはきっと中国でしか体験できないと思います。

加えて尋常でない貧乏ゆすり率の高さ。。特に男性。

 

 

飛行機や新幹線のシートポケットに入っている雑誌はうかつに触らないほうがいいかも。

こんな使い方された後かもしれないから。。

さらにシートポケットには何が潜んでいるか分からないのでご注意を。

 

 

そうそう、上海(蘇州も?)では歩行者に対しても信号無視の罰金制度ができたようですが、

せっかく横断歩道で信号を守っている人の先には。。

なんていうオチがあることも。

 

 

最近感じる大きな変化のひとつが、スマホの影響。

以前は、列車を降りる時もかなり押し合いへし合いだったのが、

今は、みんなスマホを見たまま動かないので、

なかなか降りられない、乗車できないということもあります。

まぁ、まだまだ自分のことしか考えていないという人が多いということなんですけどね。

 

 

コメント
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